
torajiro
@torajiro
2025年8月28日

読み終わった
audible
自己責任という言葉の構造や浸透の経緯を確認し、ハンス・ヨナスの哲学から「誰が責任を取るのか」よりもむしろ「誰に対する責任があるのか」へと責任の捉え方をリフレーミングし、キテイの議論からケアの倫理に参照しつつ社会における相互依存のあり方を検討し、バトラーでまとめて自己責任論につながる「強い責任」に対する「弱い責任」のあり方を論じる。
関連するテーマの中でも自分が考えていたこと、考えたかったことにに近い話がバンバン出てきて、最高だった。
参照されていたヨナス、キテイ、バトラーも読んでみたいなと思ったし、戸谷さんの他の著作も読んでみたい。
