生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ

32件の記録
- 鷹緒@takao_tanka2025年8月23日読み始めたAudibleで聴き始めました 第一章まで読了、もとい聴了 中教審の答申にまで「自己責任」という語が侵食していたとは知らなんだ わたしはちょうど自己責任論が浸透しきった社会で育てられた第一世代なのかもしれません 自分でも知らぬ間に自己責任論を内面化しているんだろうなと思います
- まっつ@mattus_1232025年8月13日読み終わった借りてきた人に頼ることが苦手なので、少しでも「頼る」という動詞に対してポジティブな気持ちを持てるように借りてみた。 すぐに変わることは難しいけれど、ちょっとずつ他者を頼れるように。そして、自分もまた他者を助けられるようになりたいな〜 【以下、本文より引用】 ------------------------------------------------ 弱い責任とは、自分自身も傷つきやすさを抱えた「弱い」主体が、連帯しながら、他者の傷つきやすさを想像し、それを気遣うことである。そうした責任を果たすために、私たちは誰かを、何かを頼らざるをえない。責任を果たすことと、頼ることは、完全に両立する。 ------------------------------------------------ 子育て、介護、親代わりの家事育児など、1人では到底抱えきれない責任を、当事者以外の他者、もしくは社会がサポートできる体制を作るべきという理想論が展開されていた。この理想論が本当に実現した場合、少子化、ヤングケアラー、介護と仕事の両立などの諸問題の解決の一助になるだろうなあ。ので、本当に実現されればいいのになあと思う反面、人手不足で皆が目の前のタスク達成に精一杯な今の社会を鑑みると、本書で挙げられている理想論の実現はまだまだ先になりそうなことも理解できる。 とはいえ、テクノロジーの進化は時に私たちの想像を超える場合もあることを考慮すると、某ネコ型ロボットのような、人のケアを行い、責任の一端を担えるような存在が出現する可能性もゼロではない。諦めるのは時期尚早かもしれないなあ。
- まるめ@marume_bk2025年7月18日読み終わった自己責任という考えが蔓延する昨今、人を頼る難しさを紐解くような本だった。 確かに自己責任という考え方は利用しやすく、社会福祉の削減に繋げられるんだな、、とわかり、社会に求めるべきことはしっかり声を上げなくてはいけないと改めて実感した。
- 鷹緒@takao_tanka2025年3月17日ちょっと開いたReadsで頻繁に見かけるので「はじめに」を聞いてみた。 聞きながら、「これハイキュー!!でやったところだ……!」と思った。 育児と仕事という文脈ではないけれど、 ・コートのこっち側はもれなく仲間 ・6人で強い方が強い ・それでもダメだったらどうするの/決まってるさ、助けてもらう ……などの名場面と名台詞が脳内を駆け巡り、目ぇキラキラになった。 「烏野高校排球部にみる“弱い責任”の在り方」みたいな関連本出したらウケるのでは?? ※Podcast「聴く講談社現代新書」にて試聴
- 小萩海@umiyoake2025年3月16日読み終わった@ 自宅面白かった。ケア連帯の重要性を説く感じかと思っていたけど、そもそも責任ってなんぞ?というところに焦点を当てて論じられていくのが個人的には新鮮でした。けっこうもみほぐしてもらった感じ。 私自身、どっぷり自己責任概念と共に生きてきてるし、自分の中軸を成してしまっているのは事実なので耳が痛い部分もあり。責任にまつわる、あらゆる経験を省みることにもなった読書でした。幻想の修正をかけていきたいところですね。
- 小萩海@umiyoake2025年3月8日買った序文を読んであまり堅苦しくなく、目次を見ても全体的に今気になっている内容だったので購入。新しいことを知りたいというよりは、今感じているもやもやの言語化を、頭の良い人の力に頼ってできるようになりたい。