
はな
@hana-hitsuji05
2025年8月30日

僕には鳥の言葉がわかる
鈴木俊貴
読み終わった
図書館で借りた
めっ…ちゃ面白かった。
著者は論文を書いたり国際学会で発表出来るほど賢くて、可愛い鳥の絵も描けて、読書好きな子どもでも楽しく読めるような文章を書ける人なんだな。
かなり好感度高い本だった。
何かを説明したり伝える時は、小難しいことを言ってないで子どもにも理解出来るように言葉を選びなさいと職場の先輩に教わったことを思い出した。
最近人権とか歴史関係の本で知らないことが多すぎて自分のこれまでの無知と低関心に気づいてしまったことで責任を感じて重い気持ちになることもあった。
この本から、周囲のニンゲンからは全く認められていなかった世界や声を見つけてみんなに知らせたいという著者の気持ちが感じられて、改めて自分は「目の前に確かに存在するのに無かったことにされている世界」に対して興味が強いのだなと思った。
枝葉が広がれば広がるほど知らないことだらけの世界だ。
自分自身のことさえ未知の領域や誤認があるわけで、他者や他の生き物なら尚更である。
ニンゲンだけが特別高度で高尚なわけではないし、とりわけ一部のニンゲンがさらに選ばれし者でもない。
優劣ではなく違いを観察して、研究することって何においても大切なことだな。









