
久保みのり|書店よむにわ
@kubomisan
2025年8月30日

君がいない夜のごはん
穂村弘
読んでる
&Premiumに穂村弘さんがいて、引っ張り出してきた。
「ところがその数日後、近所の喫茶店で中国茶を頼んだら、一緒に干レイチジクがついてきたのだ。ああ、これか、と思いながら、メンリ、メンリ、と少しずつ割って口に入れると、なんとおいしいではないか。」(p.46)
コロナ禍にこの文章に出会い、人がいなくて寂しいカルディの中を干しイチジクを求め彷徨っていたことを思い出した。懐かしい。穂村さんのようなおじさんが今後増えるといいなと願いをこめて、夫にこの本を渡そうかな、渡さないでおこうかな。



