
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2025年8月30日

起きられない朝のための短歌入門
平岡直子,
我妻俊樹
読み始めた
@ 自宅
明日の新幹線で読むつもりが面白くて第2部まで読んでしまった。いつか仕事にいきそうな気がしたので、我妻さんの発言よりいくつかメモ。
〈ある種の翻訳をしてる。読者は誰でも無意識にそういうことをやるもんだ、というのを批評を書くさいは意識したらいいんじゃないでしょうか。そういう入れ替えられてしまう中身の外側に、しぶとく生き延びていく容れ物があるはずだって。〉(87頁)
〈どこで短歌がしゃべっているか、短歌がしゃべりだした瞬間をみつけるのが、歌を読む最大の喜びみたいなところがあるんですね、私は。〉(124頁)
〈作品の大半はよくも悪くも読者のものであって、作者はほんのわずかな魂みたいな部分を死守することで、どうにか読者と渡り合っているんだと思う。〉(133頁)
〈なめらかすぎる韻律は、定型というレンズがみせたいものだけみせられてる証拠かもしれない。〉(139頁)



