
卯月
@uzuki_books
2021年4月1日

舟を編む
三浦しをん
買った
かつて読んだ
感想
文章は読みやすいのですが、読みが難しい・あまり使わない言葉が多いです。
荒木が、馬締に松本先生の手紙を見せるシーンが印象に残りました。「きみとまじめさんのような編集者に出会えて、本当に良かった。」と書いてあるのを見て、外で呼んでいるのに泣きそうになりました。
『大海渡』は刊行までに15年もかかりましたが、15年間も辞書に情熱を傾け続けるのは、並大抵のことではありません。これも、辞書や言葉への愛が辞書編集部の全員にあったからこそ、成せたことだと思います。
私も、15年も情熱を注げるようなものを見つけたいと思いました。
