本屋lighthouse "失われた時を求めて(3)" 2025年8月31日

失われた時を求めて(3)
失われた時を求めて(3)
マルセル・プルースト,
吉川一義
ジルベルトと喧嘩をして以来、その恋が叶わないことを認めなくてはならない、いや認めたくない、のあいだでイヤイヤをしながら頑なに会わないことを選択し続けていた「私」だが、ひょんなことからジルベルトと会ってもよいということになり、うかれぽんち。叔母からの遺産である大層な壺を売り500万の大金を手にし、これでジルベルトに毎日贈りものができると鼻息荒く家に向かうも、その途中で別の男と歩いているジルベルトを見かけ、撃沈。500万は別の女たちとの虚しいランデブーに費やされ消えることとなる。おろか。
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