
abu
@abu_abu
2025年8月7日

ハックルベリー・フィンの冒けん
マーク・トウェイン,
柴田元幸
読み終わった
@ ハンニバル
柴田元幸訳が一番好きかもしれません。
話題の『ジェイムズ』が読みたいと思い、まずトム•ソーヤーの冒険を読了→ハックルベリー・フィンの冒険へ。
始めは辿々しいハックの語り口調が読みにくいと思ったがすぐ慣れた。この語り口調がクセになる。好きになった。
むしろこの話し言葉が良い。
ハックは賢い。
例えば「もし〜〜したら、俺はどう感じる?」と違う立場や状況を想像して立ち止まって考えるができる、とても賢い人。
ハックルベリー•フィンがのことが好きになる。
黒人奴隷のジムの口調がこれまでの定番の東北弁ぽい話し方ではないのも良かった。
(以下ネタバレ)
ひとついえば、36章からのトム•ソーヤーが企てる大脱出活劇のくだりはトムの発想が幼稚すぎて、正直この部分の話は必要かな……?と思ってしまった。なぜトム•ソーヤーがそんな行動をしてたのかは、後でネタバレされるが、「えぇー…??なんじゃそりゃー」というオチ。


