
卯月
@uzuki_books
2024年3月31日

少年計数機
石田衣良
買った
かつて読んだ
感想
「水のなかの目」が、とても印象に残りました。
これは、マコトが本を書くためにある事件のことを調べる話です。
マコトは、自分に関わる人々が犯人に狙われたため、犯人のアジトへと突入します。
そのハラハラドキドキも楽しいのですが、私は命があっけなく消えていくことの方が印象に残りました。
「自分の正義を守るために命を散らす」と言えばかっこいいのかもしれません。
その「正義」が誰かのためならいいのですが、誰かを傷つけるためのものなら報いを受ける必要があると思います。
「正義って、何だろう?」と考えさせられる話でした。

