共感で物語を読むことは好きじゃなくて、共感で語られる感想も信用出来ないと思っていて だからなのか共感してしまったときにしばらくダメージをうけてる ｢わからない｣人との会話の成り立たなさも、未来への不安も、｢わかる｣と思ってしまって 世界にはわたしが｢わかる｣と思える物語が少なすぎたんだなと実感して、少し寂しい

いくら｢普通じゃない｣とされてても自覚してても、｢恋愛｣｢性愛｣のルールに乗れていればなんとかやっていけてるでしょ？ マイノリティって言われてても｢ある｣と｢ない｣は全く別で、同じ括りにされてても｢ない｣は理解できないんでしょ？ 悪魔の証明をずっとし続けないといけないの？ っていう問いなのか怒りなのか分からない感情がずっと続いてる

ただ一緒にいること、特別な意味を持たずに抱きしめられること、どうしてそれが難しいんだろうと思って少し悲しい この本と、｢N/A｣｢ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい｣がわたしにとっては大切で 生き延びるために必要な物語