
Sanae
@sanaemizushima
2025年9月1日

読み終わった
ケアという言葉の意味を考え直す機会となった本だった。いろんな場面から「ケア」の言葉の持つ意味が広がり、温かい気持ちになった。
他者に対して開かれた「多孔的な自己」という言葉をこの本を通じて知る。
10ある章の中で、思い当たる自分の無力さを感じた場面を思い出す。例えば2章「論破と対話」、4章「マンスプレイニング」。
そして5章「レイシズム」、6章「インターセクショナティ」は交差性という意味の通り、マイナス面が加算されるのではない、ということ。
女性、非白人、障がいがあったりする場合、それぞれを複合的に捉えるべきだということに気付かされた。
7章「愛」は個人的にとても勇気づけられるものだった。これからの生き方に役立ちそう。


