
はな
@hana-hitsuji05
2025年9月1日

もしも君の町がガザだったら
高橋真樹
読んでる
図書館本
図書館で借りた
私のパレスチナ関係ファーストブックは「イスラエルについて知っておきたい30のこと」なんだけど、それを更に親切に詳しくわかりやすくした誰にでもお勧め出来る本が現れた感じがした。
ガザで起きてることを自分の家族や生活に起きたこととして想像出来るように導かれてる。
そこから何が始まりでどうしてこのことが起きているのかが描かれてあるし、なんなら今まで読んできた本にはなかった記述もあって、本当に良い内容だと思った。
情報を得る時にどんなキーワードに注意するのか、人間をカテゴリーで分けずに、問題点を他のことにも置き換えて説明してあることで理不尽さを実感出来る。
子どもが疑問に思った時にこの本を読むととても理解が深まるし、広がると思う。
そして子どもに良いなら、大人にも良い。
去年の私みたいに「なに?何が起きてるの?」とゼロからあたふたしている大人こそ、この本から知り始めたら良いと思う。
思わず発行者編集者などこの本を作るのに関わったスタッフの名前を確認してしまった。
あげたらキリがないくらい誠実に作ってある本だなぁ。読んで伝わるくらいだから、実際もっと心を込めて作ったんだろうと思う。
子どもが読むかもしれないものに不誠実なことは出来ない人たちが作ってるよなぁ。
爆弾も銃も1発で人生を奪うし、そういう強い力に勝てない気がしてしまうんだけれど、一刻も早い行動が求められてる中ですごく焦れながらもペンの力や本を読んだ人の心を信じて、本を書き、本を作り、自分たちが出来ることをしていると感じられた。
私も私の出来る行動をしよう。
この世界中の微かな力が撚り集まって早く届け、届け、何か変われ、変われ








