
GAST-KO
@GAST-KO
2025年9月2日

情報分析力
小泉悠
読書メモ
読書日記
聴き終わった
改めてインテリジェンスというものが何であるか?
情報というのは目的や方向性によって加工の仕方が変わったり、制約がかかり、ただ発表されるということにも価値があることがわかった。
最近はディープリサーチで簡単に調べられるようになったのに、どこか穴があるように感じていた違和感は、この本が解説してくれたと思う。
結局はなんでそういう情報発信になっているのか?とか、調べたいレイヤーが合っているのか?とか。
要ははっきりとインテリジェンスに加工するための条件や背景を把握していないと、本当に欲しいものにはなり得ないらしい。
そして、国から大手メディア、そして自分という個人までもが平等に発信してしまう世の中だからこそ、なぜそんな情報を、発信するのか?という人への理解が重要になって、最後に文学をお薦めされるというのはなんとも不思議なのに腑に落ちる内容だった。
ただ読むだけというよりも、実際に興味のある何かを深掘りして発信してみることでより理解の深まる本だと思う。

