
おでんち
@odenchi
2025年9月3日

何者
朝井リョウ
読み終わった
痛い。なんだこの自虐小説は!
就活というテーマは確かに自分が何者なのか、社会に受け入れられる、認められる人間なのか秤にかけられる一大イベントなのだろうが(経験してないから知らんけどw)
就活だけに留まらず、SNS社会とリアル社会においての自分の存在が何者なのかを考えさせられる作品だった
SNSの自分、裏垢の自分、リアルの自分、誰かの前の自分、外での自分、中での自分、どれもきっと嘘はついていないはず
人間とはイタイのだ
イタさに気付いていないのがイタイのだろうなぁ
そのイタさも自分
認めて受け入れる
ストーリーとは関係ないけど、細かな『音』に対する表現や情景描写がとても好きだと感じた




