
にんじん
@taroimotaro
2025年8月31日

そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー,
青木久惠
読み終わった
孤島に集められた10人。招待主は現れず、夕食の席で突如流れる声が彼らの罪を告発する。そして童謡の歌詞通りに、1人ずつ消えていくのだった。
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早川書房80周年セール購入本④
有名作品なのでハードルが少し上がっていたけれど、しっかり楽しめた。
最初は登場人物の名前や職業を覚えるのに苦労したけど、人数が減るにつれて自然と整理されて覚えられた。
最後にはタイトルの意味がそのまま物語に収束していて、そこが1番感動したかも。後から知った「燻製のニシン」のトリック的意味合いも良かった。
重苦しくなりそうな展開なのに、短くテンポよく進むせいか読後感は意外とカラッとしている。やっぱり見立て殺人って、ミステリーの中でも好きかも。
⏳2時間34分で読了


