そして誰もいなくなった

15件の記録
シンジ@shinji2025年10月12日かつて読んだアガサ・クリスティ女史によるミステリー、そしてサスペンスの古典といっていいだろう。 孤島に集められた10人の人々。彼らは職業も年齢もバラバラだが、共通していることがひとつ。それは過去において悪事を働いたこと、そしてそれらが正当に裁かれていなかったということ。 孤島という閉鎖空間(クローズド・サークル)、そしてマザー・グースの歌の通り殺人は起き、一人死ぬごとに兵隊の人形が一体消えていく…。 果たして犯人は…? とても古い作品なのに面白くてページを繰る手が止まらない。 その後数々のミステリー作品によって模倣された原点といえる名作である。

にんじん@taroimotaro2025年8月31日読み終わった孤島に集められた10人。招待主は現れず、夕食の席で突如流れる声が彼らの罪を告発する。そして童謡の歌詞通りに、1人ずつ消えていくのだった。 ----------------- 早川書房80周年セール購入本④ 有名作品なのでハードルが少し上がっていたけれど、しっかり楽しめた。 最初は登場人物の名前や職業を覚えるのに苦労したけど、人数が減るにつれて自然と整理されて覚えられた。 最後にはタイトルの意味がそのまま物語に収束していて、そこが1番感動したかも。後から知った「燻製のニシン」のトリック的意味合いも良かった。 重苦しくなりそうな展開なのに、短くテンポよく進むせいか読後感は意外とカラッとしている。やっぱり見立て殺人って、ミステリーの中でも好きかも。 ⏳2時間34分で読了



伊緒@i-o-i-o2025年6月6日読み終わった@ 電車アガサ・クリスティの古典的名作であり、オマージュ作品は数知れず。絶海の孤島に集められた10人が童謡になぞらえて一人ずつ死んでいく、そしてタイトルどおり誰もいなくなる。犯人は一体誰なのか?と、オマージュされまくってるだけあって、どこかで見たことあるような要素がこれでもかと詰まっている。今読んでも普通に面白いと聞いていたけど、まさにその通りだった。









