そして誰もいなくなった

11件の記録
- にんじん@taroimotaro2025年8月31日読み終わった孤島に集められた10人。招待主は現れず、夕食の席で突如流れる声が彼らの罪を告発する。そして童謡の歌詞通りに、1人ずつ消えていくのだった。 ----------------- 早川書房80周年セール購入本④ 有名作品なのでハードルが少し上がっていたけれど、しっかり楽しめた。 最初は登場人物の名前や職業を覚えるのに苦労したけど、人数が減るにつれて自然と整理されて覚えられた。 最後にはタイトルの意味がそのまま物語に収束していて、そこが1番感動したかも。後から知った「燻製のニシン」のトリック的意味合いも良かった。 重苦しくなりそうな展開なのに、短くテンポよく進むせいか読後感は意外とカラッとしている。やっぱり見立て殺人って、ミステリーの中でも好きかも。 ⏳2時間34分で読了
- 伊緒@i-o-i-o2025年6月6日読み終わった@ 電車アガサ・クリスティの古典的名作であり、オマージュ作品は数知れず。絶海の孤島に集められた10人が童謡になぞらえて一人ずつ死んでいく、そしてタイトルどおり誰もいなくなる。犯人は一体誰なのか?と、オマージュされまくってるだけあって、どこかで見たことあるような要素がこれでもかと詰まっている。今読んでも普通に面白いと聞いていたけど、まさにその通りだった。