𝘪𝘯𝘰𝘳𝘪 "プラネタリウムのふたご" 2021年10月7日

プラネタリウムのふたご
すきだ……! きれいな物語だった 老婆とテンペルが亡くなる場面が辛かったけれど総じてきらきらしてて美しいお話だった 絵本みたい テンペルが死ぬ前後に彼自身の遺言や心情描写が無かったのに感動した 彼は手品師として生きて手品師として死んだんだ 種明かしもしないまま  あとタットルがテンペルの振りをして栓ぬきに会いに行った場面で、タットルの表記がテンペルの名になっていたところが大好き 彼はテンペルでありタットルであったから あと双子で同じ表現に違いがあるのも好きだった 「タットルは胸に湿ったものを押し付けられた気がした」 「テンペルは胸にかたいものを押し付けられた気がした」 うろ覚えだけれど
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved