
kosame
@ko_ame
2025年3月7日

ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集
斉藤倫,
高野文子
読み終わった
年末に引っ越して、自分の部屋を組み立て直した。
少しずつ整えて、今日やっとデスクライトを取り付けた。
これで、読みものも書きものも、縫いものも編みものも、なんだってできる。
新しい私の部屋で、ずっと読みかけだった本を読んだ。
ぼろぼろのぐしゃぐしゃになりながら読み終えた。
「アイスクリームは、とけるんじゃなくて、なんのために、しぬの?」
——「すくうため」
私は読める。本を読める。
ここで、こうして、これからも、読むのだ。


