
紙村
@kamimura_
2025年9月5日

照子と瑠衣
井上荒野
読み終わった
七十歳のおばあちゃんふたりが支配的な夫やうんざりする老人ホームから逃げて、勝手に別荘地に住みつき、新たな仕事を見つけてきて楽しく暮らしはじめるのだけど、ふたりとも捨てきれない過去があるらしく……?というスカッとするシスターフッド小説。想像より軽く読めた。井上さん、文体の幅が広いな〜。最後だけ視点がまったく違う人物になるの、あんまり見たことなくてびっくり。最後も照子さんがニコニコニシニシ瑠衣さんに「言ったでしょ」とか言ってふたりで戯れあってる感じがいいな〜と思ってたけど、これはこれで爽快!




