ほげっこー "飛脚は何を運んだのか" 2025年9月4日

飛脚は何を運んだのか
三章まで読了。 第一章は曲亭馬琴の飛脚利用から。 天才作家が最新テクノロジーを創作の内容だけでなくその方法に活かすあたりは、国際電話で人力FAXをした手塚治虫に通ずるものを感じた。 第二章は、戦国時代までの飛脚の歴史を描く。 真田氏が武田氏などの名だたる戦国武将と同列に飛脚の利用者として書かれていて、やはり彼らの情報への関心は人並み以上だったのか合点がいった。 第三章は、ひたすら飛脚問屋の変遷の記録が書いてあって、エピソードがない歴史をあまり理解できない私には中々きつい読書の時間だった。
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