飛脚は何を運んだのか

11件の記録
- ほげっこー@hoagecko2025年9月4日読んでる三章まで読了。 第一章は曲亭馬琴の飛脚利用から。 天才作家が最新テクノロジーを創作の内容だけでなくその方法に活かすあたりは、国際電話で人力FAXをした手塚治虫に通ずるものを感じた。 第二章は、戦国時代までの飛脚の歴史を描く。 真田氏が武田氏などの名だたる戦国武将と同列に飛脚の利用者として書かれていて、やはり彼らの情報への関心は人並み以上だったのか合点がいった。 第三章は、ひたすら飛脚問屋の変遷の記録が書いてあって、エピソードがない歴史をあまり理解できない私には中々きつい読書の時間だった。
- ほげっこー@hoagecko2025年9月1日借りてきたある時に、「氷に布を被せる実験の実用例」として、江戸時代の飛脚が、氷の輸送をする際にこの技術を利用した、という逸話を読んで、それからずっと飛脚たちが編み出してきた今から見るとアナログな知恵に興味があった。 先月に借りた中でも、特に楽しみな本の一つだ。