
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2025年9月5日

歴史修正ミュージアム
小森真樹
読んでる
インタビューします
バリューブックス運営の「本チャンネル」にて著者インタビューをするため、ゲラにて読み進めています。歴史修正という言葉を適切な意味=意図のもとで取り戻す、そのためのありかたを博物館や美術館などのミュージアムにおける実践から見つけていく1冊、ととりあえずまとめていいと思います。言い方は適切ではないのだけど、読みながらとてもわくわくしています。
本書であげられている事例を読むと、本屋でもできることがあるな、本屋をミュージアムとして捉えたらいいじゃないの、という思いがふつふつとわいてきています。などと思っていたら、文化資本へのアクセスに階級格差があることとその解決のための移動博物館の事例を紹介する章で「公園でのサッカー帰りにたまたま入ってきた家族」が出てきて、この風景は本屋的でもあるな、と。本好きからすると泥で汚れた服でサッカーボールを抱えながら本を見るなんて行為は嫌なものかもしれないけど、本屋lighthouseとしてはそうありたいと思っていて、実際に公園とお店を往復している子どもたちも時折現れます。かれらは本を買うどころか本に触れることすらしないことがほとんどだけど、本屋という場所には足を踏み入れている。そのことが意味を持つようになるときがくるのが待ち遠しい。
9月末刊行予定。予約も受け付けております٩( ᐛ )و
https://books-lighthouse.stores.jp/items/68a27ec2925366428de7d995









