
もぐもぐ羊
@sleep_sheep
2025年9月6日

冷めない紅茶
小川洋子
読み終わった
「冷めない紅茶」
死についての物語。
後半に進むにつれて生と死が曖昧になっていく。
アンドリュー・ヘイ監督の『異邦人たち』を思い出した。
紅茶が冷めない理由について考えずにはいられない。
「ダイヴィング・プール」
思春期の少女にありがちな残酷さが怖かった。
彼女は一緒に育った純の高飛び込みの練習を毎日のように観覧席で見ていた、そして純は彼女の残酷な行いを見ていた。
彼女のことを毎日見ていたから。
純からそのことを告げられた時の彼女の心の中はどうだったのか。
それが気になる。
本が古かったので読んでいる時に頁がごっそり抜け落ちて焦った。
返却する時に伝えて修理してもらわなくては。









