
なかしまみさ
@misa_k_s
2025年9月6日

鎌倉駅徒歩8分、空室あり
越智月子
読み終わった
春
読書仲間のおすすめで、図書館にちょうどあったので借りてみた。
もうおふたりのお墨付き通りで、とっても読みやすく、ほっこりしたー。
久しぶりのほっこり系で、あっという間に読めてしまった。
とにかく色が溢れてて、お料理がおいしそうで、珈琲が飲みたくなるー!
それと四季折々のお花とか言葉が出てくるのも印象的だった。
紫陽花が1番好きなお花なので、あじさいブレンドめっちゃ気になる…!
早速しらすトーストは真似して、明日の夕ご飯はキーマカレーです。
ものすごく丁寧なしっとりした生活を送りたくなって、猫と久しぶりにお昼寝して、夜活パン焼き。パンの発酵を待ちながら、ラストスパートを読んだけど、これこそが私の中の丁寧な生活とばかりに、のんびりしてやったわ!
意図的にのんびりしようとしないとどんどん予定を入れてしまうので、こういう本は心の栄養になるな。
それにしても3食付きで、6万円は安すぎやしませんか。
それなら私も入居したい!!させてください!!
香良さんが自分では根暗とか言ってるけど、人に対する言葉がけが、ものすごくボジティブで、人に対する包容力がありすぎて、私も香良さんと珈琲飲みながら話したいーと思った。
色んな事情があって、シェアハウスに集まってくるんだけど、正直香良さん以外はめっちゃくせ者笑
そしてその抱えた事情というのが、ほっこり系に似つかわしくない結構ハードな事情。
最初は三樹子の図々しさに、私は一緒に暮らすの無理かもと思ったけど、そこに救われる人もいるのかな。あそこまで強引で図々しくできる友達がいるってことにいっそ羨ましくも感じた笑
千恵子さんも最初はとってもかわいそう…と思ったけど、お嫁さんに対する態度は、それは…色々言われても仕方ないかもって思ってしまった。やっぱり人は鏡だからね。他人に対しては大事にしないと大事にしてもらえないよね。
でも全ての話に共通して、明日への生きる希望みたいなものを感じて、そういう希望を持つことが生きていくってことなのだよな。と改めて認識。
そしてこのシェアハウスで生活することを通して、皆が少し前向きになっていけるのを感じてそこは嬉しかったな。
香良さんのお母さんからの手紙は、もう少し早く渡せなかったのかなぁと。
のっぴきならない事情があったのなら尚更ももう少し早く事情を話してあげてほしかった…。
続編もあるみたいなので、またそちらも借りてみようかな!
この話はいつかNHKあたりが目をつけて、ドラマ化しそうな気がひしひしとしております。




