Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
なかしまみさ
なかしまみさ
なかしまみさ
@misa_k_s
みさです。 2人の男児を育てながら、スキマ時間で読書に勤しむ日々…! ほっこり系、エッセイ、予想のできない展開のお話、こわいはなしが好き。気付いたら本棚には食に関する本ばかり並んでいる。 いつか読書会に参加したり、開催したりしたい…! 本友募集中です´-
  • 2025年7月9日
    八月の銀の雪
    八月の銀の雪
    NHKで放送されていた宙わたる教室がものすごく良くて、伊与原さんへ興味を持ち、他の本も読みたい!と思ってたら、あれよあれよという間に本屋大賞にノミネート。 ドラマを見ただけで、本は読んだこと無かったから、ひとまず図書館にある本を。 いきなり長編より、短編の方が読みやすいかなぁ、と思って短編集。 これが、ものすごく良かった...! 私は文系中の文系で、理系の知識は全く無いけども、宇宙とか動物科学とかはすごく好きで、この短編集にはそういったモチーフが散りばめられていて、何気ないお話なんだけど、本当に優しいお話の集まりで、とてもとても良かった。 手元に置いておきたいと思うほど。 私はクジラのお話と、檸檬とアルノー、珪藻アートのお話が好きだった。 1話目の地殻の話もとってもよかった。 しばらくハマりそうな予感。
  • 2025年7月7日
    火のないところに煙は
    段々暑くなってきたから、無性に怖い話を読みたくて、以前から気になってた本を。 本棚に置いてあると思い込んでたけど、まさかの積んでないやつで、父親が来てたんで、買ってもらっちゃお!と思って、本屋さんへ行くも売っておらず...。 図書館で借りよかな…と思ったら、うちの近くの図書館のは貸出されてて...。 今読みたいのに、手に取れないストレスにとても苛まれた...。 が、しかし!とりあえず図書館で予約すると、他の図書館からお取寄せしてもらったのか、その日のうちに連絡が!やっぱりこの図書館優秀すぎる...。 てなわけで、無事に手元にやってきたわけです。 ほんとに面白くて、一気に読んでしまった...! どれだけ怖いものかと思っていたけど、こうじわじわとゾーっとする感じが、求めていたもので、とっても良かった...! 2018年の作品ということで、最近では珍しくないモキュメンタリーホラーの先駆けという感じ。 特に最後の章が、子どもがうるさい中で読んだにも関わらず、ドキッとする怖さがあって、いい感じにゾワゾワした。 涼しくなりたい方はぜひぜひ。
  • 2025年6月24日
    1ミリの後悔もない、はずがない
    図書館本。 とりあえずタイトルがかっこよくて、帯に林檎様の推薦文も書かれてて。 読むっきゃねぇなって。 ひとつの軸に沿った短編が5つ入っていて、どれもが後悔をテーマにしているような短編だった。 1つめの話を軸に、ちょっと切ない話が多かった。 ただ主人公?の女性の生い立ちが複雑だけど、そこが詳しくは語られてなくて、それがいいような気もするし、そこが詳しく書かれていたらもっと感情移入しやすくてよかったような気もするし。 読むその時の心情や状況で捉え方が変わりそうな本だったかな~。 また読みたいと思える1冊。
  • 2025年6月22日
    今日もふたり、スキップで
    積読本です。 基本的に最近はとてもいい読書ができているんだけど、その中でもとびきり良い本に出会うことがあり、この本は間違いなくベスト本入りです。 夫婦ってすごく不思議…。1番近くにいる他人じゃないですか。だからものすごーく腹が立つときもあるし、絶対離婚するって思う時もある。 だけど、仕事とか、より他者と関わる社会から帰る時に、あぁ早く家に帰りたい…と、他者のいる場所をほっとする場所認定してて、そして不快に思わない。 著者は夫婦二人暮らしで(刊行当時は。今は分かりません。)、でもお互いがお互いを大好きで、それを日常的に伝えられる関係。 読んでいて、あー!私も結婚した時はまさにそうだったー!って懐かしくなった笑 子どもが産まれてからは、ガルガル期に伴って、大好き!ってよりは、チームメイトみたいな感じになってしまい…。 だからこそ、チームで自分の役割を果たしていないと、なんでや!働けや!ってなり、なかなか素直になれない私。 でも、この本を読んで、他者において、私を否定せず、私としてそのまま受け入れてくれて、話も聞いてくれる(たまには鬱陶しい顔をしながら…)、今も変わらず、かわいがってくれる、そんな存在って、親以外にこの人しかいないなと。 子どもがかわいくて、なかなかそっちまで愛情を回せないことの方が多いけど、自分の夫婦関係を見直すとてもいい機会になったかと。 彼に感謝しないとな。たまにはデートもしたいな~。なんて思ってるそばから、きっとイライラしてしまうんだろうけど笑 そんなときには目には見えないやさしさの飴玉を口に放り込めたらいいな。 ちなみに、著者のお母様とお友達の話がとても良くて、お友達の話はうるうるしちゃった。 「今日もふたり、スキップで」というタイトルのふたりというのは夫婦だけを指すのでは無い。あなたにとって大切な人のことと著者が語っていて、誰でも楽しめる本だと思います。 それにしてもくどうれいんさんといい、私の好きな作家さんにはいい恋人と友達と家族を持つ人が多いのだな。
  • 2025年6月18日
    残り全部バケーション
    積読消化! 何年かぶりの伊坂さーん! 大学生のときにオーデュボンの祈りを読んで衝撃を受けて以来、新作が出ては気になって買ってはいるんやけど、なかなか読めず笑 こちらもようやく手に取れた~。 伊坂さんの小説は突拍子もないシチュエーションから始まり、独特のキャラクターが登場して、あれよあれよという間に、話が進んでいき、あれ?これとこれが繋がるんか!とラストで衝撃を受けたりするんやけど、このお話もそんな感じだった。 どこかで見たような登場人物もいたんやけどな~。思い出せない。 乙一さんでもそうなんやけど、結局私はハッピーエンドが好きなので、本作は良かったです! タキオン大作戦と残り全部バケーションが前向きでバカバカしくて大好き笑
  • 2025年6月11日
    願わくば海の底で
    ネタバレになるかもしれないので…。 ある意味予想外の結末でしたが、これは…ちょっと…トラウマになっちゃう…。 それは実家に帰りにくいよねぇ。 でもきっとあの日はそういう思いをした人がいたんだろうなぁ。と。 この世の地獄やな。 菅原晋也のこれからの活躍を見てみたかったし、悪癖をどう乗り越えていくかも知りたかったし。 とにかく多くの人が、突然未来を奪われた出来事があったということを実感。 ネガティブな感想かもしれないけど、でも読んでよかったって思います。 気になってる方はぜひ。
  • 2025年6月7日
    桃を煮るひと
    桃を煮るひと
    積読本消化。 この本に辿り着くまでにくどうれいんちゃんは何冊本を出版したのだろうか… 読むのが遅くなってごめんなさい。 相変わらずとっても良かった。 いいとしか表現できない…! ミドリさんとのやり取りが本当にほっこりしてて素敵。 何も知らない人のフリをする話とぶどうあじあじ最高だった。 そして出てくる食べものがめっちゃおいしそうで…🤤 きゅうりともずくのサラダは早速作ってみて、めちゃうまー!ってなって、ウニはそんなに得意じゃないのに瓶ウニがものすごく食べてみたくなって、今朝はお餅を食べてる。 むしゃくしゃしたときに、焦げちゃったで検索するっていう発散方法が、くすりときてしまって、思わず付箋。 次のエッセイはいよいよ、コーヒーにミルクを入れるような愛!だーー!!
  • 2025年6月2日
    心と体が潤う 食薬ドリンク図鑑
    勉強の続きです。 お茶だけではなく身近にある食材でなんやかんやできるのは勉強になった。
  • 2025年6月2日
    読むだけで心と体が元気になっちゃう漢方養生の本
    昨年勉強した薬膳を深めたいと思って、勉強の第一歩。 私の興味があるのは、季節に伴う体調の移り変わりと、そういった季節に合わせたお茶を勉強したいと思ってて、この方の本は勉強になった~。 実践していきたいと思っています。
  • 2025年5月19日
    堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー
    堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー
    最近ほっこり本ばかり読んでいたので久しぶりにホラー系を…。 芦花公園さんの話はちょっと分かりにくかったけど、現代ホラーっぽい感じ。 そしてやはりホラーを書くのが上手い方たちは、最初からホラー味が漂ってる。 最初の語りから、情景が怖くて、不穏な空気が漂ってる~。 内藤了さんが私は1番怖かったかな。 段々と追い詰められていくのが怖かったですらら。
  • 2025年5月11日
    わたしの知る花
    わたしの知る花
    ようやっとこ読了。 ほんとは連休前に読み、連休中には読み終わってるはずだったけど…。 初めての町田そのこさんーーー。 めっちゃんこ読みやすい文章。 入りで全然ノラない…ってことがしょっちゅうあるんやけど、この本は最初っから読みやすすぎてすんなり世界観に入れた。 平さんを取り巻く数奇な運命みたいな物語。 短編が連なっていて一つの作品になってるんだけど、どの話に出てくる登場人物も、心情がすごく丁寧に描かれていてよき。 お母さんと仲違いしてしまった話とか結構泣いた。そして2つ目くらいまで、え?どういう時系列なん?ってなったけど、読み進めれば読み進めるほどに複雑な人間関係とか、事件とかが明るみになっていって。 好きっていう感情ってこんなに複雑で、種類があるもんなんだなぁってしみじみとしました。 ほんと買ってよかったし、本棚に置いておきたい本で、町田そのこさんが人気のあることにもうなずける内容だったー。
  • 2025年4月23日
    倫理的なサイコパス
    タイトルが気になり購入。 詩人でお医者様の尾久さんのエッセイ。 尾久さんの文章自体は読みやすくてさっぱりとしてて。 けど内容が理解できない?というか難しい?? また時間を置いて、ゆっくりしっかり読んでみたいなーって。
  • 2025年4月15日
    生まれた時からアルデンテ
    平野さんの食べ物への考察がすごい…! 冒頭のくやしが、しょうもないものを食べた時は悔しくなるっていうのめっちゃ分かる(笑) 家族から食いしんぼうって言われてる私には結構食べ物への価値観が衝撃的だった。 中でもノマの話とロイホの小林さんの話はめっちゃ心に残ってる(笑) 最初にかわいがられて生まれた食べものは、最後までかわいがられて食べられるっていうフレーズがすごく気になって、私もかわいがって食べものを作ろうと決心した。
  • 2025年4月13日
    Colori Colore Creare(1)
    終わってしまうのが悲しくて、全然読むのスタートできなかった天野こずえさん新作…。 ネオ・ヴェネツィア、キターーーー!! 6巻まで早く読みたいけど読むのもったいなさすぎるよ😮‍💨
  • 2025年4月13日
    母という呪縛 娘という牢獄
    買おうか悩んでいたけど、図書館で見つけたので借りて読む。 え、これほんとに実話やんな?映画の話じゃないよね?というくらい、非現実的な話だった。だって産まれた時から医者になるって決まってるのよ!って……。 産まれた時ってさ、この母親は一体産まれた娘を抱いてなにを思ったんだろう。 まずは無事に産まれてくれてありがとう。ようこそって思わないのかなぁ。 とはいえ、子供にかける期待や、心配っていうのは程度の差でしかないね。 私だって、心健やかにのびのび育ってほしいって思いつつ、周りの子がひらがな書けるって聞くとやっぱり焦るし、マイペースな長男に対して、そんなんやったら小学校行ったら困るよ!とか小言言ってしまうし…。 だから程度の差なんだけど、改めて子の人生は子のものっていうのを自分に言い聞かせないとなって戒めになりました。 ちなみに最終的に周りの人々に感謝したりしてるけど、いやいやもっとこうなる前に止められたよね?って周りの大人が悪いよね?ってなった。 そして、このお母さん、お金を持ててしまったんだね…。 最後の助産師への強いこだわりもちょっとよく分からないし、他人に対する態度は普通そのものだから、やっぱり娘は自分の所有物と思ってたんだろうね。 いっぱい笑いあえた日々の幸せさを噛み締められたら良かったのになぁ。子育てなんてそういうことの積み重ねだと思うけど。 そんなに言うなら自分も一緒に勉強してみな!と腹立たしくなってしまったわ。 でも最後はなんか泣けた。 辛かったね。
  • 2025年4月9日
    身代りの女
    身代りの女
    よ、よ、読み終わった……。 苦手な海外小説を650ページ…! よく読み終えたと自分を褒めたい~!!笑 絶対自分では手に取ろうと思わなかった本を夫に勧められて、他に読みたい本が目白押しなので、ちょっと無理…と思ってたけど、こっちがオススメする本は読んでくれてるから申し訳なくなり着手。 ほんと200ページくらいまでは挫折しそうやった…。 とりあえず登場人物が6人もいたら名前覚えるのに一苦労やし?情景描写なんてなーんも頭に入ってこないし? 夫にこれほんとに面白いの?と聞くと、残り50ページくらいが面白い!って答えてきてさらに絶望した(笑) でもほんとに残り100ページくらいは面白かったな。けど、これいるか?ってページを抜いたら300ページくらいに収まるんじゃなかろうか…。 とりあえずようやく読めたので次の本何読もうかわっくわく🥹
  • 2025年3月28日
    スモールワールズ
    図書館本。 6篇からなる連作集。 初めての一穂ミチさん。ツミデミックとかの装丁とか見ると、ちょっとブラック寄りなんかなー?なんて勝手に思ってたけど、ほっこり系からブラック系まで色んなジャンルを書ける方なのね…! ネオンテトラでドキッとして、魔王の帰還で泣かされて。 皆どこかでなにかの悩みを抱えていて、小さな世界の中で、助け合いながら、慰め合いながら生きてるんだなーと。 面白かったので、また一穂ミチさんの作品を読んでみよう!
  • 2025年3月20日
    本なら売るほど 1
    最近読書界隈で話題になってるコミック。 ずっと読んでみたかったけど、なかなか本屋さんでお見かけしなくて、KADOKAWAのフェアに合わせて紙面で購入! 良くないわけが無いよね。 本でアートを作る話はちょっと心が傷んだ。 つらい。 私は本棚で秘密基地を作る話が好きだったな。 宮田ナノさんのハラヘリ読書で森茉莉が紹介されてて、またまた森茉莉を見かけたので、これは森茉莉を読みなさいという啓司なのかもしれないと思ってる。 明日ブックオフへ寄れたら、森茉莉も物色してくるかぁ!
  • 2025年3月20日
    その日暮らし
    その日暮らし
    以前から装丁が気に入って読みたいと思っていた本を図書館で見かけて借りてみた。 坂口さんがどんな方か知らなくて、手に取ったんだけども、読み進めるうちにものすごく興味が出てきて調べてみると、色々な才能に恵まれた方でした。 それでもものすごく思い悩んで苦しんでいて…。 とっても素敵なご家族に支えられて、救われて救っている方。 最近周りの空気が良くないなーと感じていて、子育てでもどうして私はこうもダメなんだろう…って悩むこともあって…。 そんな私にとって、心の洗われるようなエッセイでした。 ものすごく心が晴れるという感じではないんだけど、ぽかぽかと温かく包んでくれるような優しい文章に癒された~。 はなしを聞いてあげるだけで、自殺が防げるし、あったかい手で触れるだけでそこに血が通うというのは実生活(もちろん家族)に取り入れてみよう。 こういう人になれたらいいなと思うし、こういう優しい世の中になったらいいなとも思う。 自分には何ができるだろうと考えさせられた。 図書館本だったけど、いつかは手元に置いておきたいと思う本でした。 あとがきを読んで、次に出る本がとっても楽しみになったのでした。
  • 2025年3月18日
    死刑にいたる病
    ふと目にしたニュースで、検索したら後悔する映画的な特集を読んで、このタイトルが目に入った。 以前から見てみたいなーと思ってて、Amazonで調べてみたらプライムで見ることが出来る…!ってなり、即見始めようかとしてたんだけど、私は残酷な場面は映像ではなかなか苦手で…。 調べてたらなかなか残酷そう。でも阿部サダヲさんの演技は一見の価値ありと見た方は皆口を揃えて言う。見たい、怖いの狭間で、本から読も!と思い立って、図書館で借りてみる。 いや、ほんと映像で見なくてよかった…。 いつかは見てみたいけど、場面場面でちょい無理かも…。 ハイティーンばかり狙っていたって話から、なんか自分の周りにこんな人がいたらどうしよう…って、だから子どもから目離したらダメなのよねーって。 また気が引き締まりました…。 サイコパス系の話を読むのは好きなのでそういう意味では面白かったけど、もしかしたら無さそうであるかもな?って妙なリアル感があってゾクゾク怖かった。 洗脳って自分が気付かないうちにじわじわ迫ってきてて、結局一生抜けないから怖いよね。 あとはこどもへの態度は大人が思っている以上にこどもに影響力があり、大人が思っている以上に愛情を求めているんだなと。 自分も洗脳する側に回らないように気をつけようと思いつつもまた怒ってしまう日々ですね…。 私の中では大和さんは完全に松阪桃李で、雅也は望月歩さんか窪田正孝さんで再生されておりました。 とりあえずサイコパスこわいっ!
読み込み中...