

なかしまみさ
@misa_k_s
みさです。
2人の男児を育てながら、スキマ時間で読書に勤しむ日々…!
ほっこり系、エッセイ、予想のできない展開のお話、こわいはなしが好き。気付いたら本棚には食に関する本ばかり並んでいる。
いつか読書会に参加したり、開催したりしたい…!
本友募集中です´-
- 2025年8月17日さよならのあとでヘンリー・スコット・ホランド気になってたら、ブックオフのセールで見つけて即買い。 5分もかからず読めてしまう、詩。 もし私が大切な人と離れ離れになってしまった時、この言葉を聞いて少し心を落ち着かせることが出来るのだろうか。 でも私がいなくなったあとには、残された人たちに残したいのはこういう言葉と思った。
- 2025年8月15日禁忌の子山口未桜いやー面白くて一気読み!! ミステリ好きなら楽しめるかと。 あまり多くを書くとネタバレになってしまうので…。 でも、謎が謎を呼ぶ展開とか、あっと驚く(?、感がいい人はちょっと見えてしまうかも…)結末とか、何よりもちょっと抜けてる関西人と、スマートな頭のキレるイケメン医師などの個性的なキャラクターによるでこぼこコンビとか、なんか死ぬほどドラマとかミステリを読んでる身としてはすごい既視感はある…。 これはきっと近いうちにどなたかに目をつけられて、ドラマ化もしくは映画化するだろうなという予想。 そのくらい映像が目に浮かぶお話でした。 逆に言えばそれだけエンタメ性が高くて、広い範囲の方が楽しめるともいえる。 今月、続編が発売されるとのことでとっても楽しみ…!! さてさて、今月末に参加予定の読書会へ何の本を持っていくか本当に悩む…。 比較的良書を読んでるけど、人にオススメするほどなのかというとちょっと疑問もあり…。 とりあえず汝、星のごとくを読んだ時のもう誰にでもとにかく感想話したい!オススメしたい!っていう本にはなかなか出会えないよね…。映画化が楽しみ\(^o^)/
- 2025年8月11日うるさいこの音の全部高瀬隼子いやー、読みにくかった!笑 色んな人の感想を見てるとこの読みにくさがクセになるっていう人もいたなぁ。 始まりも、ん?どういう話?てか誰の話?ってなったし、その後読み進めていってもなんかすごいしんどってなって。 ものすごい嫌な気分になる話では無いんやけど、なんか着飾るってか、人の顔色伺ってる描写が多すぎて息苦しいというか、家族にすら本当の気持ちを言えないのが辛いというか。でも段々とその言えない自分がデフォルトになっていって、それが主人公の本当の顔みたいになってて。とにかく難しい! し、主人公のフィルターを通すと、現実もフィクションも暴力的な(直接の暴力ではないんだけど)世界になることがやっぱりつらいというか。 この人何のために小説描いてるんだろって。 なんか楽しくないっていうのかな。 言い表せられない不快感がある小説だったな。 これ、世界に対して投げやりな気持ちになってる時とかなりたい時はハマるかもしれないなぁ。 とりあえず読みおわれてよかった。
- 2025年8月6日人間みたいに生きている佐原ひかり初夏ずっと積んであった本にようやく着手…! 読んだ方皆口を揃えていいって仰ってたから期待✨ ということで読み始めたのだけれども、冒頭から圧倒的な表現力に驚かされた~。 どうして突然食べたくなくなったのかとか深掘りしたら、なにか原因があるのかなぁ。 誰にも言えない悩みを通しての自己の葛藤とか、人にどう思われるのかを勝手に想像することで、自分も人に対しての勝手な評価を下していることになるとか、ふ、深すぎる…。 誰も悪くなくて、全ての登場人物が最後には愛おしく思えるようなお話でなんだかほっとしてしまった。 泉さんが家族を見つめる姿を想像したら泣けたし、お母さんが叔母さんから心無いことを言われた時に抱き締めるシーンも良かった(毒親と思ってごめん)。 誰しも愛されたいし、愛したいよね。 心のシャッターを開いてみると、世界は思ってるよりも優しい世界なのかもしれないなんて思える本でした。 良かった!!
- 2025年8月2日読み終わった夏映画化するし、単行本を再読しようとしてて。 まぁ文庫本まではいいかなーと思ってたら、単行本と文庫本ではお話が違うということで、こちらも購入。 これはさ、単行本を刊行してた時点から、構想してた話なのか? もしそうだとしたらすごいと思うし、そうじゃなくて文庫化するから、こういう話の決着点にしたとしたら、ちょっとがっかりするかも笑 というか、そもそもこれ文庫本は内容が違うって、文庫本から入った方はご存知なのかしら。 こりゃ知らんかったら、楽しみ半減するで…。 文庫本→単行本やとあんまり読む意味無いかもしんない。 これは別タイトルで売り出した方が良かったんじゃあ…。 私は単行本を読んでたので、解決編的な感じで楽しめました♡ ちょっと色々言ってしまうとネタバレになるので、詳しい感想は書けないけど…。 そういう意味では単行本の方が全然ゾクゾク感あったな! さらに映画を観る予定のある人は、本を読んでから観るのか、映画を観てから本を読むのかものすごく迷うところですね!
- 2025年7月25日完璧な家族の作り方藍上央理インスタで見かけて、面白そうだな~と購入。 ゾッとするようなホラーな話と、適度なグロが混じりあって、きっとこれは一気に読んだ方がゾッとしてよかったかもなと。 物理的に少しずつしか読めなかったので、怖さが半減したような気がするけど、読み終わって、夢見が悪くてちょっと寝苦しいくらいには楽しめました。
- 2025年7月25日いけない2道尾秀介読み終わった夏ホラー、サスペンス強化月間!! いけないIIの文庫化を心待ちにしてた…! 各章のお話は面白いけど、ちょっと違和感があって。 特に1話目。 何回か読み直したけど、お手上げで分からず。 最終章を読んで、ぼんやりと時系列を追うも、解説を…!と、解説サイトを読んで、納得。 あまり多くは書けないけれど、これを自分の力で読み解けたらめっちゃすっきりするだろうなー! 楽しく読めました。
- 2025年7月9日八月の銀の雪伊与原新読み終わった夏NHKで放送されていた宙わたる教室がものすごく良くて、伊与原さんへ興味を持ち、他の本も読みたい!と思ってたら、あれよあれよという間に本屋大賞にノミネート。 ドラマを見ただけで、本は読んだこと無かったから、ひとまず図書館にある本を。 いきなり長編より、短編の方が読みやすいかなぁ、と思って短編集。 これが、ものすごく良かった...! 私は文系中の文系で、理系の知識は全く無いけども、宇宙とか動物科学とかはすごく好きで、この短編集にはそういったモチーフが散りばめられていて、何気ないお話なんだけど、本当に優しいお話の集まりで、とてもとても良かった。 手元に置いておきたいと思うほど。 私はクジラのお話と、檸檬とアルノー、珪藻アートのお話が好きだった。 1話目の地殻の話もとってもよかった。 しばらくハマりそうな予感。
- 2025年7月7日火のないところに煙は芦沢央読み終わった夏段々暑くなってきたから、無性に怖い話を読みたくて、以前から気になってた本を。 本棚に置いてあると思い込んでたけど、まさかの積んでないやつで、父親が来てたんで、買ってもらっちゃお!と思って、本屋さんへ行くも売っておらず...。 図書館で借りよかな…と思ったら、うちの近くの図書館のは貸出されてて...。 今読みたいのに、手に取れないストレスにとても苛まれた...。 が、しかし!とりあえず図書館で予約すると、他の図書館からお取寄せしてもらったのか、その日のうちに連絡が!やっぱりこの図書館優秀すぎる...。 てなわけで、無事に手元にやってきたわけです。 ほんとに面白くて、一気に読んでしまった...! どれだけ怖いものかと思っていたけど、こうじわじわとゾーっとする感じが、求めていたもので、とっても良かった...! 2018年の作品ということで、最近では珍しくないモキュメンタリーホラーの先駆けという感じ。 特に最後の章が、子どもがうるさい中で読んだにも関わらず、ドキッとする怖さがあって、いい感じにゾワゾワした。 涼しくなりたい方はぜひぜひ。
- 2025年6月24日1ミリの後悔もない、はずがない一木けい読み終わった初夏図書館本。 とりあえずタイトルがかっこよくて、帯に林檎様の推薦文も書かれてて。 読むっきゃねぇなって。 ひとつの軸に沿った短編が5つ入っていて、どれもが後悔をテーマにしているような短編だった。 1つめの話を軸に、ちょっと切ない話が多かった。 ただ主人公?の女性の生い立ちが複雑だけど、そこが詳しくは語られてなくて、それがいいような気もするし、そこが詳しく書かれていたらもっと感情移入しやすくてよかったような気もするし。 読むその時の心情や状況で捉え方が変わりそうな本だったかな~。 また読みたいと思える1冊。
- 2025年6月22日今日もふたり、スキップでものすごい愛読み終わった初夏積読本です。 基本的に最近はとてもいい読書ができているんだけど、その中でもとびきり良い本に出会うことがあり、この本は間違いなくベスト本入りです。 夫婦ってすごく不思議…。1番近くにいる他人じゃないですか。だからものすごーく腹が立つときもあるし、絶対離婚するって思う時もある。 だけど、仕事とか、より他者と関わる社会から帰る時に、あぁ早く家に帰りたい…と、他者のいる場所をほっとする場所認定してて、そして不快に思わない。 著者は夫婦二人暮らしで(刊行当時は。今は分かりません。)、でもお互いがお互いを大好きで、それを日常的に伝えられる関係。 読んでいて、あー!私も結婚した時はまさにそうだったー!って懐かしくなった笑 子どもが産まれてからは、ガルガル期に伴って、大好き!ってよりは、チームメイトみたいな感じになってしまい…。 だからこそ、チームで自分の役割を果たしていないと、なんでや!働けや!ってなり、なかなか素直になれない私。 でも、この本を読んで、他者において、私を否定せず、私としてそのまま受け入れてくれて、話も聞いてくれる(たまには鬱陶しい顔をしながら…)、今も変わらず、かわいがってくれる、そんな存在って、親以外にこの人しかいないなと。 子どもがかわいくて、なかなかそっちまで愛情を回せないことの方が多いけど、自分の夫婦関係を見直すとてもいい機会になったかと。 彼に感謝しないとな。たまにはデートもしたいな~。なんて思ってるそばから、きっとイライラしてしまうんだろうけど笑 そんなときには目には見えないやさしさの飴玉を口に放り込めたらいいな。 ちなみに、著者のお母様とお友達の話がとても良くて、お友達の話はうるうるしちゃった。 「今日もふたり、スキップで」というタイトルのふたりというのは夫婦だけを指すのでは無い。あなたにとって大切な人のことと著者が語っていて、誰でも楽しめる本だと思います。 それにしてもくどうれいんさんといい、私の好きな作家さんにはいい恋人と友達と家族を持つ人が多いのだな。
- 2025年6月18日残り全部バケーション伊坂幸太郎読み終わった初夏積読消化! 何年かぶりの伊坂さーん! 大学生のときにオーデュボンの祈りを読んで衝撃を受けて以来、新作が出ては気になって買ってはいるんやけど、なかなか読めず笑 こちらもようやく手に取れた~。 伊坂さんの小説は突拍子もないシチュエーションから始まり、独特のキャラクターが登場して、あれよあれよという間に、話が進んでいき、あれ?これとこれが繋がるんか!とラストで衝撃を受けたりするんやけど、このお話もそんな感じだった。 どこかで見たような登場人物もいたんやけどな~。思い出せない。 乙一さんでもそうなんやけど、結局私はハッピーエンドが好きなので、本作は良かったです! タキオン大作戦と残り全部バケーションが前向きでバカバカしくて大好き笑
- 2025年6月11日願わくば海の底で額賀澪読み終わったネタバレになるかもしれないので…。 ある意味予想外の結末でしたが、これは…ちょっと…トラウマになっちゃう…。 それは実家に帰りにくいよねぇ。 でもきっとあの日はそういう思いをした人がいたんだろうなぁ。と。 この世の地獄やな。 菅原晋也のこれからの活躍を見てみたかったし、悪癖をどう乗り越えていくかも知りたかったし。 とにかく多くの人が、突然未来を奪われた出来事があったということを実感。 ネガティブな感想かもしれないけど、でも読んでよかったって思います。 気になってる方はぜひ。
- 2025年6月7日桃を煮るひとくどうれいん積読本消化。 この本に辿り着くまでにくどうれいんちゃんは何冊本を出版したのだろうか… 読むのが遅くなってごめんなさい。 相変わらずとっても良かった。 いいとしか表現できない…! ミドリさんとのやり取りが本当にほっこりしてて素敵。 何も知らない人のフリをする話とぶどうあじあじ最高だった。 そして出てくる食べものがめっちゃおいしそうで…🤤 きゅうりともずくのサラダは早速作ってみて、めちゃうまー!ってなって、ウニはそんなに得意じゃないのに瓶ウニがものすごく食べてみたくなって、今朝はお餅を食べてる。 むしゃくしゃしたときに、焦げちゃったで検索するっていう発散方法が、くすりときてしまって、思わず付箋。 次のエッセイはいよいよ、コーヒーにミルクを入れるような愛!だーー!!
- 2025年6月2日
- 2025年6月2日読むだけで心と体が元気になっちゃう漢方養生の本ロン毛メガネ読み終わった@ 自宅昨年勉強した薬膳を深めたいと思って、勉強の第一歩。 私の興味があるのは、季節に伴う体調の移り変わりと、そういった季節に合わせたお茶を勉強したいと思ってて、この方の本は勉強になった~。 実践していきたいと思っています。
- 2025年5月19日堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー三津田信三,内藤了,宮部みゆき,小池真理子,新名智,芦花公園読み終わった最近ほっこり本ばかり読んでいたので久しぶりにホラー系を…。 芦花公園さんの話はちょっと分かりにくかったけど、現代ホラーっぽい感じ。 そしてやはりホラーを書くのが上手い方たちは、最初からホラー味が漂ってる。 最初の語りから、情景が怖くて、不穏な空気が漂ってる~。 内藤了さんが私は1番怖かったかな。 段々と追い詰められていくのが怖かったですらら。
- 2025年5月11日わたしの知る花町田そのこ読み終わった春ようやっとこ読了。 ほんとは連休前に読み、連休中には読み終わってるはずだったけど…。 初めての町田そのこさんーーー。 めっちゃんこ読みやすい文章。 入りで全然ノラない…ってことがしょっちゅうあるんやけど、この本は最初っから読みやすすぎてすんなり世界観に入れた。 平さんを取り巻く数奇な運命みたいな物語。 短編が連なっていて一つの作品になってるんだけど、どの話に出てくる登場人物も、心情がすごく丁寧に描かれていてよき。 お母さんと仲違いしてしまった話とか結構泣いた。そして2つ目くらいまで、え?どういう時系列なん?ってなったけど、読み進めれば読み進めるほどに複雑な人間関係とか、事件とかが明るみになっていって。 好きっていう感情ってこんなに複雑で、種類があるもんなんだなぁってしみじみとしました。 ほんと買ってよかったし、本棚に置いておきたい本で、町田そのこさんが人気のあることにもうなずける内容だったー。
- 2025年4月23日倫理的なサイコパス尾久守侑読み終わった初夏タイトルが気になり購入。 詩人でお医者様の尾久さんのエッセイ。 尾久さんの文章自体は読みやすくてさっぱりとしてて。 けど内容が理解できない?というか難しい?? また時間を置いて、ゆっくりしっかり読んでみたいなーって。
- 2025年4月15日生まれた時からアルデンテ平野紗季子読み終わった平野さんの食べ物への考察がすごい…! 冒頭のくやしが、しょうもないものを食べた時は悔しくなるっていうのめっちゃ分かる(笑) 家族から食いしんぼうって言われてる私には結構食べ物への価値観が衝撃的だった。 中でもノマの話とロイホの小林さんの話はめっちゃ心に残ってる(笑) 最初にかわいがられて生まれた食べものは、最後までかわいがられて食べられるっていうフレーズがすごく気になって、私もかわいがって食べものを作ろうと決心した。
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