
萌英
@moenohon
2022年5月5日

文庫版 大学1年生の歩き方
トミヤマ・ユキコ,
清田隆之
読み終わった
たとえ何かで一番になれたとしても、たとえ周囲からおもしろがられるキャラクターを獲得したとしても、「何もしてない状態の自分」を好きになれないと苦しさは消えないからです。資格とか、偏差値とか、経験人数とか、知識量とか、フォロワー数とか、そういうものを一切脱ぎ捨てた自分、ただ存在しているだけの自分を肯定してあげられないと、苦しさ、自信のなさは消えてくれないのです。
トミヤマさんは「自分内ロールプレイング」と書いていましたが、そういう雑多な自分を丸ごと認めてあげることが、「自分の一部分だけを取り出して人と比べてしまう」という嫉妬の沼から脱却する契機になるはずです。