
いま
@mayonakayom22
2025年9月5日

学歴狂の詩
佐川恭一
読み終わった
非常に面白かった。
あとがきで著者が書いているように、学歴は
「この価値の指標は、ほとんどすべての人間が何らかの形で巻き込まれざるをえない怪物と化している。」。
勅使河原さんの本で、学歴が重視される論点として、成功の予見というワードが出ていた。
この本を読んでいると、企業側が期待する訓練耐性が高い人がやはり高学歴に多いのではないかと
思うところもある。
「人生において、ある時期に親しかった人間と疎遠になることはよくあることだ。そこには寂しさもあり、どこか空しさもある。しかし、現在のつながりと過去のつながり、現在の時間と過去の時間、そこに実は優劣はないのではないかということを、私はたまに考える。」
勉強するほど、自らの内に刻印を残す人との出会いは多くなるんじゃないだろうか。



