
いま
@mayonakayom22
- 2025年11月21日
「あの戦争」は何だったのか辻田真佐憲読み終わった著者が繰り返し書いている 歴史とはつねに現代からの解釈であり、価値観により評価も変わりうる、当時が愚かだったと断じるのではなく解釈をし続けることこそが重要だ というメッセージがとても力強い。 2箇所に引用される小林秀雄の言葉、そして 東条英機の外遊の足跡を著者自身が巡る章に書かれる「許そう、だが忘れない」の言葉も印象的。 この内容が1000円ちょっとで読めるなんて、新書の素晴らしさだ。 - 2025年11月16日
- 2025年11月15日
ヴィンランド・サガ(6)幸村誠読み終わった完結をまって読み始めた。 ゾクっとする5巻の終わりから大きく物語が動きだす6巻、さらにぐっと引き込まれる。 神、人間、愛。プラネテスに通ずるテーマだと受け取った。 - 2025年11月15日
それがやさしさじゃ困る植本一子,鳥羽和久読み終わった朝に少しずつ読み進めて読了。 ほぼすべてのページに付箋を貼りたくなるくらい、大切な一冊。 またここから先迷ったら何度も手に取ると思う。 植本一子さんの写真も装丁も全てが相まって愛が滲み出ているような本だと思う。 旅のときに生徒一人ひとりのことをこんなに思い返すことはないと書いてあり、鳥羽先生のもとで学ぶ子供達のことがうらやましくなる。 - 2025年11月8日
隙間 4高妍読み終わった今のタイミングで読めて良かった。 沖縄と台湾について毎巻の巻末の文章は読み入ってしまった。 李謙とのやりとりもぐっとくる。 4巻の丸木夫妻の話が特に印象的、こうやって紡がれた歴史の尊さ。 まずは新書「沖縄戦」を買ってきたので読んでみる。 - 2025年11月3日
あの国の本当の思惑を見抜く 地政学社會部部長読み終わった山川の世界史•日本史図録を買ってきて参照しながら、あとはコテンラジオのアメリカ史も聴きながら読んだ、面白いし終章も良かった。 「ハウスオブダイナマイト」 「さよならジャバウォック」 も同時期に観たり読めたりしたことで、より歴史を学び直したい欲が高まっている。 - 2025年11月2日
- 2025年11月2日
さよならジャバウォック伊坂幸太郎読み終わった軽妙な会話、ビートルズ、愛すべき登場人物たちと目まぐるしい展開に引っ張られるようにあっという間に読み終わった。 ヒトという生き物の優しさと残忍さ、それでもヒトを信じる、信じたいと思うような読後感。 「私たちが生きていくには、ほんのちょっとでいいから、自信が必要。」 紀伊國屋で買うとレシートに亀さんがついてくるのとても良い。 - 2025年11月1日
- 2025年10月30日
- 2025年10月26日
ずっとお城で暮らしてるシャーリ・ジャクソン,シャーリィ・ジャクスン,Shirley Jackson,市田泉読み終わった桜庭一樹さんの解説がとてもよい。 ずっとあるぞわぞわ感が好み。 次は短編集を読んでみる。 - 2025年10月17日
- 2025年10月16日
介護未満の父に起きたことジェーン・スー読み終わったうっすらとした罪悪感のことも含めスーさんが書いてくれた親の介護、あと何年後になるかはわからないけどいつかは私も向き合わなければいけないだろう。子育てと同様、いやそれ以上に色々な感情が入り混じりそうでこわい。 スーさんや村井理子さん、先を歩く先輩方の背中の頼もしさ、ありがたい。 - 2025年10月16日
- 2025年10月14日
- 2025年10月13日
読み終わった鳥羽和久さんの書評がとてもよくて、これは読まねばと買ってきた川柳人 暮田さんの本。 これは確かに著者の回復記なのだと痛感する結び。 「川柳の言葉たちは、自分がもう生き返らないということもわかっているようだった。死んでいるのに、もう生き返らないのに、おしゃべりしている! それはわたしには死んだ人が生き返って語りだすのと同じくらい感動的な光景だった。ヘモノ化された人のきらめき)。わたしはこの奇妙で、ねじれていて、貧しい光のために言葉を使うことに決めた。川柳はわたしの二つ目の心臓になった。もしわたしが生きてしゃべっているように見えるのだとしたら、それは川柳がしゃべっているだけなんですよ。」 覚悟ときらめきがつまっていて好きだ。 - 2025年10月12日
宗教の本質若松英輔,釈徹宗読み終わった朝時間で少しずつ読み進めていた往復書簡を収めた新書。 章ごとに「信じる」「読む」などテーマがある中今1番心に残っているのは、「歩く」の章。 『ドロシー・デイにとって「歩く」とは「生きる」と同義だった。「歩く」ことは、ある種の「繰り返し」のように感じられます。しかし、同じ一歩はない。人はいつも新しい一歩を踏み出している。 「反復」と「繰り返し」は似て非なるものです。前者は、新しい営みを生み続けることですが、後者であると認識しているとき、人は、自分は同じことを行っていると思い込んでいる。また、「反復」に意味を見出すことは困難ではありません。しかし、「繰り返し」だと感じたとき、人はそこに意味なき時間を見出してしまう。 宗教は「歩く」ことに象徴される「繰り返し」を「反復」に変じようとする道程なのかもしれません』 次回読み返した時は違う箇所と違う出会い方をするだろうと思う、それが楽しみ。 - 2025年10月7日
絵本で出会う星の王子さまアントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ,工藤直子読み終わった子供達がいつか「星の王子さま」を手に取ってくれたらいいな、という種まきのような気持ちで絵本版を借りてきたら 訳者の工藤直子さんが「小さなお友だちへ」と題したあとがきでその願いをこめて書いてくださっていて嬉しい。 - 2025年10月7日
スナーク狩りトーべ・ヤンソン,ルイス・キャロル,穂村弘読み終わったムーミン80周年の一環で図書館でコーナー化されており借りてきた一冊。穂村弘訳、装丁もよい。トーベの描くバンダースナッチが見られます。 - 2025年10月5日
なぜ人は自分を責めてしまうのか信田さよ子読み終わった新書の秋、といえるくらいどっさり新書を買い込み併読中。 今まさに子育て真っ只中の身としては、4章が今はとても興味深かった。 それから5章の『つまり「私は一人だ」と思えるのって、ものすごい高級な感覚なんですよ』 から孤独について考えている。
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