
いま
@mayonakayom22
- 2025年5月18日プルーストとイカメアリアン・ウルフ,小松淳子読み終わった今井むつみさんの本で紹介されていた本、やっと読了。 子供が文字を読み始める時、脳ではどんな変化が起きているか、熟達した読み手の脳では何が起きているか。 今並行して読んでいる本は運動によりニューロンの結びつきの準備ができるといったことが書いてあるのでそれも繋がって面白い。 何を読むか、どのように読むかによって独自の熟達度は変わる、という部分で引用してあったヘルマン•ヘッセの言葉が印象的。 「もの思う人には、一人一人の詩人が綴る一行一行が、数年ごとに新しい違った顔を見せ、異なる響きを呼び覚ます•この読書という経験の素晴らしくも不可思議なこと、それは、目を肥やし、感受性を高め、連想力を豊かに持って読書することを学ぶほどに、あらゆる思考とあらゆる詩の独自性と個性と正確な限界とがはっきりと見えてくることだ。」 同じ本を読んでもその時々で自分の解釈は奥行きが出る、そこから思考が羽ばたく。 その再現性のなさが読書の楽しさであり尽きない面白さだと感じる。 著者自身の子がディスレクシアであるという当事者性からの二項対立ではない書き方や、全ての子供がもつ可能性を育みたいという姿勢も、今時よくある何歳までに〇〇、のような書き振りとは違っていて良かった。
- 2025年5月8日
- 2025年5月8日
- 2025年5月8日急に具合が悪くなる宮野真生子,磯野真穂再読中映画化!と聞き再読中。 既に広がっていると思うけどこれを機にたくさんの人に読んでほしい。 過去の自身の読書記録より改変と引用: 深い思索から出てくる二人の言葉のやりとりは序盤からとても引き付けられる。特に第8便以降に出てくる言葉たちの素晴らしさに胸が熱くなった。生きていく上で他者と出会い自己を生み出す、そのきらめきが記されていた。 「未来に向けて他者と何かを生成しようという動きをその人が手放さなければ、人間はこんなにも美しいラインを描き続けることができる」
- 2025年5月5日
- 2025年5月4日街とその不確かな壁(下)村上春樹読み終わった意識と無意識、生者と死者、現実と非現実、あわいの世界。 スマホを遠ざけて、地下二階の物語にどっぷり浸かれたことは嬉しい贅沢。 過去作、そしてみみずくを読み返したくなる。
- 2025年5月3日
- 2025年5月1日
- 2025年4月26日君のクイズ小川哲読み終わったクイズに対峙した時の思考過程ってこんな感じなのか、面白かった。 「クイズという競技は人間を変える。きっと、サッカーも同じだし、チェスも同じだし、上毛かるたも同じだし、リーグ・オブ・レジェンドも同じだ。あらゆる競技が人間を不可逆に変えるだろう、と僕は思う。それが良いことか悪いことかは別にして。」
- 2025年4月25日
- 2025年4月25日
- 2025年4月22日考えるヒント小林秀雄再読中「教皇選挙」を観た。 構図や美術の美しさ、そして面白さであっという間の2時間。 ある人物がほんの一瞬みせた表情に痺れ、 『プラトンの「国家」』を読み返した。 「権力慾は誰の胸にも眠っている。」 「政治とは巨獣を飼いならす術だ。それ以上のものではあり得ない。理想国は空想に過ぎない。」
- 2025年4月20日
- 2025年4月18日
- 2025年4月13日
- 2025年4月12日ドミトリーともきんす高野文子読み終わった科学道100冊ジュニアに載っていたので買ってみた本。科学者たちの世界を見る目の繊細さや儚さのようなものに美しさが宿っていることに驚き、最終章を読んで納得する。 子供達がいつか読んでくれると良いなと思う。
- 2025年4月8日女友達ってむずかしい?クレア・コーエン,安齋奈津子読み始めた子供が学校に通うということは、自分もまた学校生活に向かい合うことであり色々な記憶の蓋があく。他の人はなんなくこなしている(ようにみえる)対人関係の構築に悶々としている新年度。 ヒントになる気がして読み始める、プロローグですでに楽しみな予感がする。 こういうときに本に向き合ってしまうところが対人関係からの逃げになっている気がしないでもない。 「自分はだめな子なんじゃないかと思い込まされた時期があったし、不安をあおられたし、自分の立ち位置がわからなくて、居場所のない迷子みたいな気持ちになったこともあった。きっと、読者のみなさんにも、いくらか覚えがあるんじゃないかと思う。」 「こうした女性たちや私自身の体験談を通じて、みなさんに伝えたいのは希望だ。 「完璧な」女子のなかよしグループに入っていなくても、親友と呼べるただひとりの存在がいなくても、そして、すべての感情をいっぺんに味わうことはできないまでも、女性同士の友達づきあいは、ハッピーで楽しいことがいっぱいの、相互的な関係になりうるものだ。そんな関係が築かれるまでにする苦労は、するだけの価値がある」
- 2025年4月5日
- 2025年4月1日
- 2025年3月30日
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