休み
@chabashira
2025年9月7日

本でした
ヨシタケ・シンスケ,
又吉直樹
読み終わった
前作『その本は』も泣いたり笑ったりの内容だったが、今回も素晴らしかった。
中でも又吉さん復元(作)の、整理番号27「その本は、主人公が、本が好きでした。これってどんな本でした?」は、自分の辛い過去ともシンクロしてしまい、泣きながら読んだ。作中の『ため息も生きるための呼吸』『孤独が友達』を全文読みたくなり、つい検索かけてしまったくらい…
「ため息も苦しみも痛みも、すべてが人間の生活の一部」という言葉に、肯定してもらえた気がした。
「本が友達」でも良いじゃないか、最高の友達だ。
良い読後感を味わえるラストだった。
