
ねう
@neuawai
2025年9月7日

読み終わった
2025年読了本
2025年KU全書
サクッと読めた。
レビューでは意見がいろいろ分かれているようだったけれど、わたしは佑くん側、かなぁ。
自分自身の過去や、子どもを通しての体験でわかりすぎること、似たようなエピソードがたくさんありすぎた。
「繊細すぎてついていけない、と思う。
人の言葉をいちいち覚えていて、勝手に傷つくのはやめてほしい。こっちはそんなに深く考えていないのに、繊細すぎる」
という言葉が、繊細さんの生きづらさと、繊細じゃない人たちとの分かり合えなさを象徴してるように感じた。
この分かり合えなさを、対話を通して乗り越えて、理解しあっていこう、寄り添っていこうとする関係性も、もちろんあるのだけれど。
でも、自分も言葉で人を傷つけていることがあるかもしれない。たとえばこの文章だって、いわゆる繊細さんに当てはまらない人にとっては、侮辱されたように感じてしまうかもしれない。そんな意図はなかったとしても。
それが、言葉のむずかしさであり、分かりあうことの難しさだなあ、と。考えさせられた本だった。


