アサヒさんがめちゃくちゃ才能あった〜てお勧めしてたので読んでみたら確かにすごかった。

著者が現役の人気バンドのフロントマンということでファンの方々はだいぶざわついたのではないかと心配になってしまうくらいファンや業界の人の描き方が愛とユーモアと皮肉が効きすぎてるしよく考えたら確かにおかしいよね、て思うことを上手く強調した設定の妙、最後の2ページの鬼気迫る感じは小川哲さんの何かの短篇読んで以来くらいのドキドキ感だった。

音楽の才能ある人は文章の才能もあるんだろうなあ。結構絶望してて焦っててヒリヒリするのになんか笑わずにはいられないユーモア