
ねう
@neuawai
2025年9月8日

読み終わった
昨日読み終わったんだけれど、すでにもう一回読みたい。
一度読んだ本はなかなか読み返せないタチなので、珍しい、、、
書きたいこともたくさんある。
なんかね、子どもの担任の先生と被りすぎて😂
意味もなく言葉を放つ人もいるんだなぁって、この本を読んでてひしひしと痛感した。それが自分にとって大きな気づきだった。
誰かが言った言葉には、必ず意図や想いや、何かメッセージがあるのだと思って生きてきた。京都生まれだからというのも影響しているのかもしれない。言葉の裏に、別のメッセージを含ませる文化だから…
それもあって、誰かの言葉を何度も掬い上げては、「どういう想いで言ったんだろう?」「どんな意図があったんだろう?」「どうしてこれを言われたんだろう?」と。ただ機械的に傷ついて嫌い認定するんじゃなくて。ちゃんと、相手の想いや言葉の背景を知ろうと、何度も相手から放たれた言葉をひっくり返して、いろんな角度から眺めていた。それが普通だと思っていた。
でも、そうか。
なんも意味なんかなく、特に何も考えず、適当に言葉を放つ人も、いるのか。
そっか。
そういう言葉に、何か意味があるのかなって思って何度もひっくり返しても。そりゃあ、何も理解できないわな。理解するべきことが、そもそもないんだもん。
この気づきが、自分の今の私生活でも当てはまるところがあって。「ああ、そうか。分かり合えないって、そもそもそこから始まってたのか、、」って思った。
この本に出てくる先生が冒頭から、ずっと無意識で失礼なことを考えていたり、自分を棚に上げて人を見下していたり、「失礼な人やな、ありえへん」みたいなことを思っていたり(でも相手からしたら先生も同列)、ジャッジして人を見ていることに無自覚なのも、なんとも「うわー、いやだなぁ、、、」と思ってた。
読んでる人の中でも、そこに気づいて不快感を感じる人、なにも感じず読み飛ばしてしまう人がいるのかな?
気づかず読み飛ばしてしまう人にとっては、確かにこの先生は普通。そこまで言われなあかんことはしてない。でも、その違和感や不快感に気づいてしまう人からしたら、そこまで言われるのもしゃーないでしょ。って思うんじゃないかなぁって。
要は、読み手が繊細なのか、そうではないのかによっても、かなり解釈と理解が変わる本なんじゃないかなって。それがすごく、おもしろく、興味深く感じてるんやと思う。
(文字量。黙)



