睡眠時間 "恋愛の哲学" 2025年9月8日

恋愛の哲学
恋愛の哲学
戸谷洋志
ボーヴォワール、レヴィナス、キルケゴールが特に心に刺さった、、特にキルケゴールはふつうに哲学思想を深堀りしたい ボーヴォワールのようにべったり恋愛に寄りかかりたくはないし、レヴィナスのように他者を愛することで自分の偏見を砕きたい p165 恋人の欠点を受け入れることができるためには、逆説的だが、「私」は恋人がいなくても生きることができなければならないのである。 恋愛とは、相手があくまでも他者であるということ、そうした他者性を認めるものでなくてはならない。 p216 愛は欲望であると同時に欲求である。相手が理解しえないことを受け入れながら、相手を理解しようとすることなのである。 … なぜなら愛撫は、理解しえない相手をそれでも理解しようとするとき、愛を共有するために、唯一の残された手段だからである。
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