ぬ井(3匹のペンギン文庫) "変愛小説集" 2025年9月8日

変愛小説集
変愛小説集
岸本佐知子
タイトル通りヘンテコな愛の物語ばかり。そもそも恋や愛は大概ヘンテコなのでむしろしっくりくる。 最後の「母たちの島」にいたっては愛と暴力を紙一重のように描いているけれど、それは本当にそうなので奇妙なようで素直な作品だと感じた。 「五月」の後戻りできない一目惚れっぷりと、「柿右衛門の器」のひんやりと静かな怖さが好きだな〜。
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