
yo_yohei
@yo_yohei
1900年1月1日

ダンジョン飯(1)
九井諒子
かつて読んだ
タイトルだけ見て、「ファンタジー世界の孤独のグルメ」みたいな話かなと思っていたけど、全然違いました。もっと深いものがテーマの物語でした。色々な人が絶賛し、数々の賞をとっているのも納得です。
以下、若干のネタバレで、ちょっとぼやかして書きますが、
主人公とは目的は同じだけど、主人公とは別のやり方でダンジョンを進んできた人たちに対し、
主人公が「俺たちのほうがずっと本気だった」と言ったシーンは痺れました。時代が進んだのを感じました。
おそらく、昔の漫画(特に少年漫画)だったら、この別のやり方でダンジョンを進んできた人たちを主人公に設定して、彼らのやり方を「正しいもの」としていたと思うんです。
でも、ダンジョン飯では、彼らのやり方をきっぱりと否定しており、そこがとても良いなと思いました。
って、感想を書いてたらまた読み返したくなっちゃったな。



