Eukalyptus "差別はたいてい悪意のない人が..." 2025年9月8日

差別はたいてい悪意のない人がする: 見えない排除に気づくための10章
本書はとても読むに軽いが扱っている内容は重いと感じた。 個人的に、本書である大月書店『差別はたいてい、悪意のない人がする』とみすず書房『韓国、男子』と太郎次郎社エディタス『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』の3冊が相互に作用し、理解を深めてくれると感じている。 実際本書にも上記の2冊の内容を含んだ記述があるから、何を指しているのかはよく理解できた。 自分に欠落した視野によって取りこぼしてしまった人を減らすために、私はずっと色々な人の悲喜交交を観測し続けると思う。こういった時にきちんと言葉を選べるように。自己検閲が日に日に酷くなっているけれど、ひとえに取り残された人を取り残さないためだと思う。
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