
Ayako
@aya_rb
2025年9月9日

身近な薬物のはなし
松本俊彦
読み終わった
とても勉強になった。
薬物の合法/違法を決定するのは、医学ではなく政治。マイノリティがどうしたいか、で決まってしまう面があり、且つそれは資本主義の思惑と大いに絡んでいる。
「良い薬物」「悪い薬物」があるのではなく、あるのは「良い使い方」と「悪い使い方」。そして、悪い使い方をする人には、そうしてしまう理由があり、困りごとを抱えている。多くはトラウマ。トラウマをトラウマたらしめるのは、社会の問題でもある。
そして自分の中の依存対象を省みれば……それは完全にカフェイン! 珈琲アロマとその甘味・苦味・酸味(はあまり好きじゃないけど)のハーモニーに完全に魅了されている。
一日一杯の幸福。
ありがたいのは、二杯までで身体が欲求しなくなること。身体と対話できるかどうかは、深刻な依存に陥るか陥らないかの分かれ道かもしれない。そして、トラウマや困りごとのある人は、こころと身体の通路が断絶されていたり、つながりが悪くなってしまっているのだろうと思う。困りごとやトラウマゆえに。


