身近な薬物のはなし

54件の記録
- 離乳食@munimuni2025年6月30日わかりやすかった〜!歴史と現在を繋げて書いてくれてる、読むほど「昔から人はアルコールやタバコやカフェインが大好きだったんだな〜」と自分のアル中やニコチン依存を気楽に自戒
- みやも@miyamo2025年6月21日読み終わった心待ちにしていた一冊でしたが、知りたかったこと、知りたくなかったことの両方で、なんとも言えない読後感です。そして問題はやはり植民地主義に端を発するのか、と…。また読み返したい
- しお@landscape_2025年5月31日読み終わったすごく面白かった。松本俊彦先生の著作は一貫して「薬物依存症はそれを引き起こす薬物に依存性があることよりも、その薬物に頼らないと生きていけない状況にこそ問題がある」と主張している。 この本でも例外なく、酒に頼らなければならなかったアメリカンインディアンやエナドリに頼る現代の子どもたちの姿を痛々しく描写している。酒、カフェイン、タバコと身近な薬物の歴史やその伝播について読んでみると人々はいつもなにか依存性のあるものと付き合いながら暮らしてきたことがわかる。 自分は毎日コーヒーを飲まずにいられないので特にカフェインの章を面白く読んだ。カフェインは規制されようとするたびに為政者が「う、うますぎる」となって規制を解除する繰り返し、というのが面白かった。