シュヴァルツ "読書とは何か" 2025年9月9日

読書とは何か
読書とは何か
三中信宏
農林水産省系の研究者が綴った、本を"狩る"上での極意。かなり理系の話が多かったり、文章のリズムが合わなかったりしてなかなか読み進めるのに苦労したが、面白い本ではあった アブダクションを前提とした読み方、読書の「往路」と「復路」、痕跡を組み立てて体系化する、などのスキルはやってみたい気もするが骨が折れそう 2章以降は急に文体が砕け始め、いくらか読みやすくなった。「私は自分が魑魅魍魎みたいなものなので、世に言う"超常現象"だの"心霊体験"だのには興味がまったくない」(p.207)は至言。こうありたい
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved