it_shine "色彩を持たない多崎つくると、..." 2025年9月9日

it_shine
it_shine
@it_shine
2025年9月9日
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
再読。 この小説を読むということが、いろんなことを連れてきた。自分自身が傷ついたこととか、傷つけられたこととか。人を傷つけたこととか。 この世界のほとんどの人は傷ついたことがあるのだろう。当たり前のように。 でも、それを請け負って生きていくか、捨ててしまうか、忘れてしまうか、いろんな生き方があるのだろう。慰めることだってできるだろう。 この小説に書かれていることは、そういうことの励ましになる。傷ついたことのあるすべての人にとっての。 自分にとって大切な小説なのだと思う。そういうものがあってよかった。また折りを見て読み返すことになると思う。これからも大切にしよう。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved