158ページまで。 最初の、充実していて平和な生活から一転、こんなにモヤモヤざわざわする展開になるとは。 婚約者が盗撮していたら、許せる？そのまま結婚できる？ 主人公の新夏は、婚約者の啓久がなぜ盗撮をしたかがわからない。その行為をしてしまったときの気持ちが理解できない。 だから、許すとか許さないとか判断できない。 人間だから、他人と分かりあえない部分は、どうしたってある。 と同時に、分かりあえる部分ももちろんある。 私は、新夏の気持ちに寄り添える部分もあるし、理解できない部分もある。 そして啓久に対しても、盗撮した時の気持ちは到底理解できないけど、新夏への対応はわかる部分もある。 表題作の次は、啓久視点の話らしい。彼の気持ちが少しわかるようになるかしら。