なかしまみさ "自分とか、ないから。 教養と..." 2025年9月10日

自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
確かインスタの投稿で知って、図書館で借りたやつ。 東洋哲学を著者のフランクな解釈で分かりやすく解説してくれてます。 中高生や、哲学に興味があって、とっかかりに読むのにはちょうどよいかと。 私は断然東洋哲学派なので、面白かったし、子供が道に悩んだ時に、読んでみたらいいかなと思い、本棚に追加してもいいかなと思いました。 ただ、著者が結構自虐的な割に、なぁこの文章面白いだろ?この書き方ウケるよな?的なよく分からない自信を持った圧を感じられるのが、受け入れられない人もいるだろうなと。 私はそこも含めて、楽しめましたw 達磨大師のくだりが面白かった。 そして、私は密教が結構面白そうと思った。 密教が解釈の勘違いによって、近年の新興宗教に利用されたり、通じていく場合もあると書かれているのを読んで、カルト宗教と密教との関わりなどを調べてみるのも面白そうかもしれないなと思った。 なんにせよ、人間は一人一人違う人間なので、色んな解釈の仕方があっても当然だよなと。 でもそんな違いを持った私たちも、仏教的には全て繋がっていて、そういう違いを否定するだけではなくて、受け入れていくことが、生きやすい社会を築いくことに繋がっていくのかなとか思った。 あと3回くらい読めば、もうちょっと深められそう…!!
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