
さーちゃん
@cong_mei
2025年9月10日

読めば分かるは当たり前?
犬塚美輪
読み始めた
p11 「この本を読んでもたぶんそんなに『読解力』は身につきません。ごめんなさい。/言い訳をすると、そもそも『読解力』というまとめ方が雑すぎるのです。たとえば、『サッカーができる力』を『サッカー力』と名付けたとして、『このトレーニングをしたら1週間でサッカーが上手になります』と言われたら『そんなにすぐには無理でしょう』と思うはずです。数学ができる力を『数学力』として、『この1冊で数学力が身につきます』と言われても同じように感じるのではありませんか?」
p14 「それでは具体的にどうすればよいのか、と考えようとすると、実は私たちは『読解力』がそもそも何なのか良く知らないということに気づきます。」
確かに、と思う。読解力を学ぶのは教科で言うと「国語」だけど、「数学」とか「理科」とかに比べて「国語」=国の言葉っていうのもあまりに広い。大学受験の時の現代文、苦手だったなぁ。
この本は、「読解力を高めるための地図」を目指しているという。地図として、読解力があるとはどういうことか(=目的地)を示し、次に自分の読解力がどういう状態なのか(=現在地)を知るために、「分からない」「読むのが難しい」と感じるのはどういう状態なのかを心理学の研究知見から考えるそうだ。
「読解力が大事」って暗黙の了解みたいに思っていたけれど、それが何なのか詳しく知ることで、今からでも読解力を伸ばすことができるだろうか。これから読むのが楽しみになってる。
ちくまプリマー新書だけあって、読みやすそう♪
