読めば分かるは当たり前?

45件の記録
- ま@re_m482025年9月25日読み終わった本好きという自覚はあるけど、読解力に自信がないので手に取った本。文章を読解する時に無意識レベルで脳が処理しているプロセスを易しく書いてある。昨今SNSなどに溢れている誤情報やフェイクニュースを目にしたときの批判的読解についても書かれている。 新書読み切ったの初めて!でももう一回読み直すかも。文体が本当に分かりやすい。さすがちくまプリマー。(新書読むならまずはちくまプリマーがおすすめ)
- さーちゃん@cong_mei2025年9月10日読み始めたp11 「この本を読んでもたぶんそんなに『読解力』は身につきません。ごめんなさい。/言い訳をすると、そもそも『読解力』というまとめ方が雑すぎるのです。たとえば、『サッカーができる力』を『サッカー力』と名付けたとして、『このトレーニングをしたら1週間でサッカーが上手になります』と言われたら『そんなにすぐには無理でしょう』と思うはずです。数学ができる力を『数学力』として、『この1冊で数学力が身につきます』と言われても同じように感じるのではありませんか?」 p14 「それでは具体的にどうすればよいのか、と考えようとすると、実は私たちは『読解力』がそもそも何なのか良く知らないということに気づきます。」 確かに、と思う。読解力を学ぶのは教科で言うと「国語」だけど、「数学」とか「理科」とかに比べて「国語」=国の言葉っていうのもあまりに広い。大学受験の時の現代文、苦手だったなぁ。 この本は、「読解力を高めるための地図」を目指しているという。地図として、読解力があるとはどういうことか(=目的地)を示し、次に自分の読解力がどういう状態なのか(=現在地)を知るために、「分からない」「読むのが難しい」と感じるのはどういう状態なのかを心理学の研究知見から考えるそうだ。 「読解力が大事」って暗黙の了解みたいに思っていたけれど、それが何なのか詳しく知ることで、今からでも読解力を伸ばすことができるだろうか。これから読むのが楽しみになってる。 ちくまプリマー新書だけあって、読みやすそう♪
- あるる@aru_booklog2025年7月28日読み終わった久しぶりに新書!仕事で出すメールや指示書がきちんと相手に伝わらなかったり、何度読んでもわからない指示を受け取ったりで悶々としていたので、初心にかえりました。読むこと、読解力とは何か、また読みやすくする工夫などが示唆されていて、なおかつコンパクトにまとまっていた。特に最後に紹介される批判的読解は、フェイクニュースや誤情報を見抜く必要のある時代において、めちゃくちゃ大切な視点だと思う。誤情報を修正するのは思ったよりも複雑な階層をたどること、目から鱗だった。そりゃ陰謀論や偏った主張が声高に見えるわけで..., 三宅香帆さんが、ちくまプリマー新書はわかりやすく初心者向けのものが多いとおっしゃっていて、その中から興味あるものを選んだ。大正解でした。大学生のときにもっと読んでおいたら、卒論テーマ候補の幅が広がったと思う。
- 1neko.@ichineko112025年5月11日読み終わった当たり前じゃない! いろんな方がいらっしゃられるから。 「フィクションを読むと共感性が高まる」という研究事例があるそうです。「物語を通して異なる人の体験をシミュレーションする」ことが他者への関心や理解を深め、それが共感性につながっていると考えられているそう。 そうねえ、そうかもね。 ただ、そう言い切られることへの違和感も大事にしたいです😊
- ぺん@pen_392025年2月19日読み終わった巷で言われる「読解力」について、ヒトがどのように文字、単語、そして文章を認識し理解するのか、認知心理学の知見からわかりやすく説明した本です。私にとってはわかりやすく書かれており、一口に読解と言っても複雑なプロセスが頭のなかで起こっているのだなぁと感心しました。