うたうくじら "悲しみの秘義" 2025年9月21日

悲しみの秘義
悲しみの秘義
若松英輔
悲しみを通してしか得られない光がある、という通底した想いが筆者にはあり、その静かな確信が読む人に優しく寄り添ってくれている。 また、32ページ「読むことは書くことに勝るとも劣らない創造的な営みである」という一節が印象的だった。読み手がどう受け取るかによって、その文章が読み手の中に息づき、完成に近づく。 自分の心に響いた言葉を書き残したり引用することで、自分の中にある「コトバ」を見つけていくこと、少しずつ実践してきたけれど、これからも大切にしたい。
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