仲嶺真
@nihsenimakan
2025年9月12日

エモさと報道
大澤聡,
山本章子,
東浩紀,
武田徹,
江川紹子,
西田亮介
読み終わった
今や情報は溢れかえっている。
古典的ジャーナリズムの根幹にある「メディアと権力は対峙し、メディアは人々の味方である」というナラティブすら通用しなくなりつつある。
「メディアの特権性」を人々は嫌悪するし、記者の正当な取材が非難されることも珍しくなくなった。
このようなメディアの時代状況への対応が、物語によって「エモさ」に訴えることで、果たして本当によいのだろうか。
一言でいうなら、これが本書を通底する問題意識である。
p.10

