
さくらゆ
@skryuh_
2025年9月12日

アルジャーノンに花束を新版
ダニエル・キイス,
小尾芙佐
読んだ
「どういう終わりを迎えるのか」と、ひたすらに心理学書や哲学書のような文章を読み進めました。終わりが「温かなもの」で良かった。「人間とは」とか「愛情とは」とか「善意とは」「寛容とは」「利口とは」など倫理道徳の様々ことを問い掛けられ続けているような読書体験でした。
タイトルの「アルジャーノン」とは、作中に登場するネズミのみではなく、これまで生きた(生きている)実験に使用された命たち全てを含んでいるように思いました。
