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佐倉侑
佐倉侑
@skryuh_
  • 2025年4月26日
    沼地のある森を抜けて
    やはり命の終焉も繋がる可能性も出会う人(命)によるということ。「ぬかどこ」と菌や酵母など化学的原理の切り口で命について語る面白さ。
  • 2025年4月19日
    やがて満ちてくる光の
    興味の範囲が大変多岐へ渡っていること、そしてその深度と極めようとする行動力に圧倒されるばかりでした。生成される物語の奥深さは、持ち合わせた好奇心と感受性と行動力により日々収集し蓄積される深い知識によるものなのだと、その一端を覗かせてもらうような心地でした。人の営みや信仰、自然に対する敬意に溢れていて、本当に博識で思慮深く、素敵な方なのだと、憧憬の念を抱きます。
  • 2025年4月5日
    村田エフェンディ滞土録
    表紙の柔らかい雰囲気と掛け離れた本文の文体に、読み始めてから少し戸惑ってしまいました。 (あれ? 梨木香歩さんの御本じゃなかったっけ? 梨木さんって明治の方だっけ? あれ?) と困惑。現代を生きる作家さんが「明治や昭和初期頃の文豪のような文体」で書かれたものを初めて読みました。時代小説といわれる作品は江戸時代以前のものが多い印象ですが、確かに昔の言葉で書かれていますから、明治頃の文体を現代作家が書くのもありですよね。 文体は古風で戸惑いましたが、内容は梨木香歩さんの魅力が満載でした。 物語の始まりは "ムハンマドが通りで鸚鵡を拾った"。 そこから"村田"のトルコ留学記の様子が少しずつ見えてきます。 ラストにある "ああ、私はこういうことだけ延々と書いていたい。鸚鵡が何と言ったか、とか、オットーが何に笑ったか、ムハンマドがどうして腹を立てたか、そういう日常の、ごくごく些細なことだけを。" この文章のような異国での戸惑いながらも幸福な日々の話が続くのかと思っていたけれど、梨木さんらしい甘いだけではない、「生」についての話で、「友」についての話で、「国境」についての話で、「人権」についての話でした。 舞台は異国の地の話でしたけれど、これは現代の日本にも通ずるものだと思います。
  • 2025年4月2日
  • 2025年3月27日
    幸福な王子
    幸福な王子
    『幸福な王子』は子どもの頃大好きなおはなしでした。繰り返し何度もアニメを観てました。 小説で読み直してみて、子どもの頃は燕はメスだと思っていたけれど、実際はオスだったと知り、子どもながらに先入観があったんだなと気付かされました。改めて読んでも好きな物語でした。 オスカー・ワイルドのその他の作品は初読みでしたが、なんてメルヘンな文章を書かれるのだろうと思いました。内容は教訓めいたものが多いですね。「人の振り見て我が振り直せ」。
  • 2025年3月24日
    サンタクロース少年の冒険
    サンタクロース少年の冒険
    誰かから優しさをもらえたら、不遇の人も優しい心が育ってそれをまた誰かに分けたくなる。 サンタクロースはそうやって生まれた。 優しさが不遇の少年をサンタクロースにする物語。 あとがきの最後が素敵な言葉で締められていました。 "どうやら宗教も国境も飛び越えて、すべての子どもに親切で、万人に愛されるこのサンタクロースが平板ではあっても古臭くなく、良くも悪くもグローバルで、どこか現代的に見える"
  • 2025年3月19日
    小説 劇場版モノノ怪 火鼠
    劇場版モノノ怪第二章 火鼠の公式ノベライズ 映画では描かれなかった、心情や背景やカットされたシーンなどが事細かに綴られていて、より理解が深まります。 舞台は大奥だけれど、語られることは現代にも通ずるものかと思います。 世の中の"明日"を明るくするものは何か。 劇場版と書籍とどちらもおすすめします。
  • 2025年3月17日
    オズの魔法使い
    オズの魔法使い
    映画『ウィキッド』を観て、『オズの魔法使い』は子どもの頃に絵本で読んだだけで、内容はうろ覚えでしたので、改めて読んでみました。 かかしが望む「賢い頭脳」やキコリが望む「優しい心」、ライオンが望む「恐れ知らずの勇気」、それぞれ自分に欠けていると思っている。けれど、それは元々持っているもので、誰かのため、共に旅する仲間のために幾度も発揮されてきたもの。 決して自惚れることなく、理想の自分になるために、数々の試練を越えていく物語。 やさしい気持ちになれる物語でした。
  • 2025年3月15日
    ミステリと言う勿れ(15)
    ライカさんと整くんがずっと一緒にいられる、「ひとり」と「ひとり」として出会えていたらなぁと、胸が痛い。表紙のライカさん美しさが極まってる。桜が似合うところも切なさと儚さを際立たせる。大好きだなぁ。
  • 2025年3月12日
    煙たい話(1)
    誰かが躓いた小石は、他の誰かにとっては認識すらされていない小石かもしれない、他の誰かにとっては越えられないくらい大きな岩かもしれない。そんな物事について、考えを巡らせている人がいる。それを知ることは、この世の中を生きる上で、少しだけ呼吸がしやすくなるようなこと。そういう作品だと思います。
  • 2025年3月12日
    ももこの宝石物語
    ももこの宝石物語
  • 2025年3月12日
    またたび
    またたび
  • 2025年3月12日
    歌丸 不死鳥ひとり語り
    歌丸 不死鳥ひとり語り
    歌丸師匠が目の前ではなしてくれているみたいに、歌丸師匠の語り口調そのままの文章。本を開けばいつでも歌丸師匠に会える。電車やカフェで読む際は吹き出し注意です。
  • 2025年3月12日
    獣の奏者 2王獣編
    音が綺麗で愛情深い作品。生き物に対する愛情と敬意が満ちている。
  • 2025年3月12日
    獣の奏者 1闘蛇編
    音が綺麗だと思う作品。楽器の音、演奏だけではなく意思の疎通のための道具としての美しさ。主人公の魂も美しい。
  • 2025年3月12日
    ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
    ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
    感想note https://note.com/skryuh_/n/na67e54ec8d6c?sub_rt=share_b
  • 2025年3月12日
    小説 劇場版モノノ怪 唐傘(1)
    アニメモノノ怪が好きなので楽しみに待ってた劇場版の1作目のノベライズ 女性の苦しみがモノノ怪となり怪奇を起こす。歴史の中で、今の世の中で、女性が何に苦しんでいるのか、そこに焦点を当てて描いてくれる作品です。 劇場版では語られなかった登場人物たちの過去や感情が描かれていて、より愛しく感じる。 劇場版終盤のアサの「よいしょーー!」の掛け声がたまらなく好きで、力強さに心震えます。 全部抱えて生きるという覚悟の声。
  • 2025年3月12日
    読書会という幸福
    感想note https://note.com/skryuh_/n/n49f9703a600b?sub_rt=share_b
  • 2025年3月12日
    八本脚の蝶
    八本脚の蝶
    感想note https://note.com/skryuh_/n/n4b24ad044206?sub_rt=share_b
  • 2025年3月12日
    地上に星座をつくる
    感想note https://note.com/skryuh_/n/n927b60ea0850?sub_rt=share_b
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