なきりけい "言語化する力を哲学する 「こ..." 2025年9月13日

言語化する力を哲学する 「ことばにならない何か」から始まる国語教育
まず言いたいのは、この本はまったく哲学(原理の提示)をしていない。原理つまりスタートが定まってないからプロセスがブレブレだしゴールもふわっとしている。 私はこう思うけど、皆さんはどうですか? こうするといいと思うけど、やってみませんか? ということを延々語っているだけ。 なお実例から出発しているが、その例が教育現場における問題のある子、問題とまではいえないにしてもクセのある子の事例に終始しているのはよくない。いわゆる言語化できない子を例に言語化を考えるというのはフェアではないのではないか。 今年度に読んだ本のなかでワースト1というのが、個人的評価。
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