
タイヤキ
@taiyaki_r03
2025年9月14日

光のとこにいてね
一穂ミチ
読み終わった
家庭環境に歪みを抱える少女たちが出会いと別れを繰り返しながら揺るがない愛を紡いでいくお話。
タイトルから、「自分は側に居られないけれど、あなただけは光の中にいて欲しい」という祈りのように聞こえたがまさしくその通りで、別れの言葉として何度も作中に登場した。
家庭の事情で何度も引き離される2人だけど、自分の意志をあまり出さなかった結珠のほうから、「離れたくない」という強い思いで果遠を追いかけていく姿が良かった。
お互いに夫は居たけれど、これは挟まる隙がない……。